スペースワールドの佐藤です♪
チュニジア視察レポート第三弾は、遺跡三昧!
<ブラ・レジア遺跡>と<ドゥッガ遺跡>です。
●ブラ・レジア遺跡
シディ・ブ・サイドからは、大体車で2時間強の道のりです。
ここはベルベル系民族の国家、古代ヌミディア王国の首都だったそうです。
ポエニ戦争の際には、カルタゴ側についたりローマ側についたりしていました。
その100年くらい後(1世紀半ば)、反カエサル(ジュリアス・シーザー)側についており、
カエサル側との戦いに敗れて王国は滅ぼされ、ローマの属州となりました。
その後もこの地は発展を続けて、ハドリアヌス帝の時代(2世紀初頭)に絶頂期を迎えます。
(ハドリアヌス帝は前回のブログ(視察②)にも登場しましたね)
ブラ・レジアは、地上に目立った建築物が無い(地震によって崩壊した)ため、
他の遺跡と比べると少し地味な印象があります。
ですが、この遺跡の見どころは<地下>にあります!
世界でも珍しい地下住居の遺跡が残っているのです。
夏の厳しい暑さを乗り越えるため、涼しい地下に住居を移して生活していたのだとか。
保存状態のよいモザイクを見ることができます。
モザイクが見られます
地下への階段と地下の様子
地下があるのに柵などはないので、足元に十分お気を付け下さい!
写真を撮っていて足を踏み外したりしたら大変!結構深いですよ…
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見学後はドゥッガに向かいつつ、ドゥッガの隣り町の『テブルスーク』という街の
ホテルにて昼食をとります。
周遊ツアーでは、ほとんどの食事がツアーに含まれています。
☆ブリック
チュニジア名物!卵と、ジャガイモなどの野菜の包み揚げです。
割ると中から半熟卵がとろ~り♪
☆イノシシ料理
イノシシ肉、どんなもんかと思っていましたが意外と臭みが無くて食べやすかったです。
※食事の内容は変更になる場合があります。
昼食後は世界遺産、ドゥッガ遺跡へ
●ドゥッガ遺跡
チュニジアにはたくさんのローマ遺跡がありますが、
その中でもスケール、状態ともにナンバーワンと言える遺跡だそうです。
ブラレジアの説明でも出てきましたヌミディア王国の、
重要な都市『Thugga(トゥッガ)』として栄えていたそうです。
そして同じように、1世紀半ばにローマ領地となりました。
2~4世紀に繁栄を極めましたが、その後ヴァンダル人の支配のもと衰退していき、
ビザンチン帝国の支配下時代は要塞となりました。
ローマ・ビザンチン複合遺跡として、現在世界遺産に登録されています。
丘の上の遺跡の為、遺跡から見渡す景色も最高です。
周りにはオリーブ畑が広がっていて、緑豊かで雄大な大地を望めます。
見学スタート♪最初から雰囲気満点です!
入ってすぐの劇場。大きくて迫力があります。
リキニアの浴場の床にはモザイクが残っています
遠くから見ても圧倒的な存在感を誇るキャピトル。
6本の円柱は高さ8メートルもあります。私たちがだいぶちっぽけに見えます
前日からカルタゴ、そしてブラ・レジアとドゥッガと遺跡を回りましたが、
遺跡を通して、そこに2000年近く前の人々の暮らしや文化を感じることができました。
ドゥッガ遺跡見学後は、一路チュニジアの古都ケロアンへ♪
ケロアンまでは約3時間の道のりです。
次はケロアン観光から始まります!
続く
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