こんにちは!!旅行会社スペースワールドの深山(ミヤマ)です。
2019年の10月25日から11月5日まで、モロッコへ視察に行ってきました。
現地4日目に、マラケシュからアイトベンハドゥ経由でザゴラに行きました。
マラケシュからアイトベンハドゥまではオートアトラス山脈を越えて車で約4時間です。
アトラス越えの手前の山々とアルガンオイルを販売しているアルガンティシュカです。
アトラス山脈を越えた後、メインの国道を外れて、川沿いの道をひた進みました。
途中の町がとても印象的です。
アイトベンハドゥは、日干しレンガ造りのクサル(要塞化された村)で世界遺産です。
また、「アラビアのロレンス」「ソドムとゴモラ」「ナイルの宝石」などの映画のロケ地として使われてます。
現在は数家族しか住んでいないようですが、保存状態がとても良いです。
昼食は川の対岸にある RIAD MAKTOUB で、チキンタジンを食べました。
タジンは代表的なモロッコ料理で、タジン鍋と呼ばれる厚い鍋に具材を入れて、三角錐のふたをして弱火でじっくり調理します。
具は鶏肉などの肉類と数種類の野菜が入っています。
ここのタジンは、スパイスがどことなくカレー風味でとても美味しかったです。
レストランの屋上からはアイトベンハドゥが一望できます。
レストランのとなりの建物がホテルとなっております。
アイトベンハドゥからザゴラまでは、ワルザザードを経由して車で約3時間です。
ワルザザードからは、山々がとても岩だらけの荒涼とした景色が広がってます。
映画「バベル」で銃撃されるシーンはアイトベンハドゥからアグデスの間の山々で撮影されました。
アグデスからザゴラ間は景色が一変し、ドラア谷と呼ばれるオアシスが続きます。
ザゴラではいくつかのホテルを視察しました。
1枚目はザゴラの町、2枚目はオアシスにあるリヤドラマンです。
ザゴラはマアミド以南の砂漠を目指す人たちにとって起点となる町です。
今回はザゴラから車で約20分のタルグムードの町の近くにある、
荒涼とした土地にポツンと一軒ある宿のサハラスカイに宿泊しました。
周りにな~んにもないです。
このあたりはかつてマリ王国の都トンブクトゥとの黄金貿易の中継地のため、
「トンブクトゥまで52日」という看板を良く見かけます。
黄金貿易の時代のラクダのキャラバン(隊商)は大変だったんだろうなと思いをはせます。
このホテルは屋上から天体望遠鏡で星空を見ることができます。
ちょうど夕暮れ直後の三日月にうっすらと円形のわっかがつながっている線が見えました。
夕暮れから夜の星空まで、まさに絶景!!でした。
また、翌日の朝は朝日がとても綺麗でした。
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