旅行会社 スペースワールド スタッフの旅行記

スペースワールドのスタッフが、現地視察した時の旅の情報をブログにしました。

スリランカ視察① <ネゴンボ~アヌラーラプラ>

2017-02-28 19:12:24 | スリランカ2016

こんにちは
旅行会社スペースワールド桜井です
主にスリランカ・モルディブ、ほか地中海・中東諸国のツアーを広く担当しています。
ヨーロッパから離れ、今度はアジアの国 『 スリランカ 』 へ視察に行ってきました。

直行便のスリランカ航空は、東京発 月/木/土/日の週4便です。
日程が合わない場合、キャセイパシフィック航空やシンガポール航空が毎日就航しています。
いずれも評判の良い航空会社さんで安心です
今回行程は、気合を入れてぐるっと周遊をプランニングしました。



≪ コロンボ ≫
スリ ジャヤワルダナプラ コッテ
え? ナンダッテ
と、誰もが突っ込みたくなるほど長~い名前の街がスリランカの首都ですが、実際はコロンボ
よりわずか15km郊外に位置し、連携をとっています。
国会議事堂が置かれていますが、残念ながら!ツアーとして立ち寄ることはありません。
ツアーは玄関口として広く知られるコロンボ空港からのスタートになります

 

日本語ガイドさんと合流し、快適リッチに専用車でGOGO
ガイドさんはダッミカさん、私たちのハードな視察と、増えていく要求(笑)をどうにか実現しようと
終始奮闘してくださいました
言葉以上に、日本人のマインドに寄り添ってくれる優しい方で、とっても安心できましたよ。
ちなみにスリランカ人は、日本製品とその技術を非常にリスペクトしているようで、街中の車は
本当にトヨタ製ばかりでした。

車に限らず、イイモノは日本製!と決めている人も少なくないとか。
なんだか嬉しいですね^^

≪ ネゴンボ ≫
初日の1泊をコロンボにしない理由は第一に渋滞を上手にかわすため、という事があります。
もともとコロンボは渋滞しがちですが、特に朝と夕方の通勤ラッシュはすさまじいです
車線が少ないために、逃げ場もありません・・・
よって着後がんばってネゴンボまで行ってしまうと翌日の移動がラクラク、というわけです
多くのプランではネゴンボは最初の1泊だけなのですが、海の町かつ素敵なホテルが多い
ので、ゆっくり滞在いただくのもオススメです

 
 

今回は海沿いではなく、少し内陸の川沿いにある新しいバンガロー風のホテルに滞在しました。
「KARUNAKARALA/カルナカララ」静かな滞在にオススメです。
ちなみにカルナカララは、シンハラ語でスミマセンの意味で、個性的なお名前です(笑)
設備はしっかりしていて、アーユルヴェーダ プログラムがあり、長期滞在にも向いています
日本人を意識してデザインしていますので、ツインベッドルームが充実しており、お友達同士、
ご家族、また一人旅でも安心ですよ!

またこちらのアーユルヴェーダのサロンは、なんと東京・代官山にお店を出しています。
お、おしゃれ~ご興味のある方はお店も行ってみてくださいね。

≪ アヌラーダプラ ≫


ネゴンボを出発し、4時間弱で世界遺産アヌラーダプラに到着、とってもスムーズでした!
トリウィーラー(スリーウィーラー/東南アジアでいうトゥクトゥク)もカワイイいいけど、やっぱり
専用車がラクラクですね

  

アヌラーダプラの敷地は広く、数多くのお寺が密集しており、お坊さんや多くの信者を目にする
信仰がいまも息づく古都です。
もっとも有名なのは「スリーマハーボディ」の名で知られる、菩提樹です。
ブッダがその根元に座って悟りを得たとされる、インド・ブッダガヤーにあった菩提樹の挿し木
であるという伝承があり、スリランカ人だけでなく、世界中の仏教徒が訪れる聖地です
またロック・テンプルとも呼ばれる「イスルムニヤ精舎」もよく知られています。
自然の岩を利用した岩肌のお堂を覗くと、カラフルな仏像が現れます。
これは色付けの補修の際に浅草・浅草寺が援助をしたとのことです

 

もうひとつピックアップは、真っ白な「ルワンウェリ・サーヤ」の大塔です。
真っ白な壁面がピカピカに光り、とてつもなく巨大な、存在感のある仏塔です
完成までに33年を要したと言われ、聖なる場所というだけでなく建築的にも注目されます。
基礎部分にあるレリーフが、ゾウの形をしているところも目を引かれますね。(かわいい・・・
ちなみにスリランカの寺院でのマナーについてですが、入場の際には帽子と靴を脱ぐ!こと、
また仏像にお尻をむけない!というに注意が必要です
ただし屋外のお寺なので、床が土埃で汚れていたり、日差しで熱くなっている場合があります。
このため、寺院見学用に汚れてもよい靴下をお持ちいただくと、とても便利です



日本へ伝来した「大乗仏教」とは早い段階で別れた宗派、「上座部仏教」はこのスリランカで
発展しました。
近くもあり遠くもある文化は、訪れてみると、ふと懐かしいような気持ちにもなります。
スリランカと仏教の歴史を知る上でとても重要な、聖地アヌラーダプラでした



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