2020年、コロナの蔓延で一年延期になった「全日肖展」が、今月 2~8日 上野 東京都美術館 で開催されました。 私は観覧していませんが、情報 や 写真 を入手したので 報告いたします。
友人「鈴木 博詞」は、札幌在住のロシア人女性をモデルに、今回は 納得いく作品に仕上がったと満足していました。 私も 完成した作品を知っていたので、上位入賞を願っていました。 ところが、審査の結果は 散々でした。 「評価に 値せず」だった様です。 審査は 適正だったのか? 「鈴木」は「そんな事もあるのさ」と笑っていましたが、内心は穏やかでない筈です。 「全日肖展」の最高位である「内閣総理大臣賞」と「衆議院議長賞」の画像を添付して来たので、彼の悔しさが窺えます。 是非 比較してご覧ください。
◎ 友人「鈴木 博詞」作
◎ ロシア人モデル(スナップ)
「鈴木」と同業者(画家)で仲の良い「浅野 勉」は、私とも多少 交流があります。 普段穏やかな「浅野」も、今回の「全日肖展」に 不満がある様です。
◎ 友人「浅野 勉」作
◎ 過去の作品(油絵)
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「全日肖展」上位入賞の作品です。 数千点の応募の中、観衆に好評を得る 傑作 か不思議です。 「筆遣いは劣るが、純朴だから良い」そんな評価は、国監修の イベント において 有り得ません。(独断と偏見です)
◎「内閣総理大臣賞」
◎「衆議院議長賞」
芸術は、奥の深い世界です。 「専門家の目」「観衆の目」それぞれ違いはあると思いますが「良いものは 良い」その判断が、審査の基本ではないでしょうか? 「ミケランジェロ」「サルバドール・ダリ」「葛飾 北斎」「内藤 大観」 絵画は、歴史が評価するのかも知れません!