ヒトの DNA の2重らせん構造 が発見され約 50年、血液・体液・骨などを100万倍率の 電子顕微鏡 で観察し、デジタル(ヒトデノム)判別の上 確率の高い遺伝子分析が可能になりました。 世の中は、便利になったと思います。 その後、犯罪検挙率は格段に向上しました。 微量の 血液 や 体液 から、数億分の一の確率で 人物(犯人)を探し当てる事が出来る様になりました。 これは、あくまで 電子工学 が進歩した結果です。 果たして、この技術を 医療・医薬 に応用できるか? 疑問があります! 天体望遠鏡で 数億光年かなたの星を発見できても、科学の力で手が届くと妄想するのは、現実的でありません。 単なる 願望です。 医学における ミクロ の世界は、天体より遥かに 近くて遠い 存在だと思います。 見えない物体(ウイルス)を、イメージ(仮想)で解き明かそうとしています。 物理学における ゼロ と、天文学における 無限大 は、永久に解けない 謎 です!
「人類の歴史で最も画期的な偉業」と 称賛された「ヒトゲノム計画」が完了したのは、2003年でした。 1990年に始まった ヒトゲノムの全塩基配列解析 は、日米欧など六ヵ国から 3,000人の研究者と 5,000億円の研究費を注がれ、ガン や アルツハイマー病など、病気の発症原因や治療法が究明されると期待されました。 しかし、電子顕微鏡から得られたデジタル情報(信号)は、命ある 細胞 や 病原菌 に対応できなかったのです。 その理由は、電子顕微鏡による デジタル と、光学顕微鏡のよる アナログ の違いです。 言い換えれば、医療の限界は 病原菌が把握できる アナログ と言う事です!
唯一、末期ガン患者に限定される 遺伝子治療 は、確立されたと言いますが 実際は 人体実験 です。 施し様のない患者だから、モルヒネと併用しても許されるとする、多寡を括った最悪の 治療法 です。 僅かでも完治の可能性がある患者に、遺伝子治療 を施すとトンデモない事が起きます。 遺伝子(DNA)を確たる理論がないままコントロールすると、人の全細胞(37兆個)が 拒絶反応 を起こします。 一つの染色体における ゲノム塩基は 30臆個以上で、細胞と合算すれば天文学的な数値になります。 細胞・染色体・ゲノム・遺伝子 の組み換えを、メス や ピンセット で操作できるのでしょうか? そんな 神業 は、医療ロボット でも カリスマ・ドクター でも出来ません!
ヒトゲノム の全解析が完了し18年が過ぎ、数々の 遺伝子治療 が行われた様です。 京大の中山教授が発見した iPS再生細胞 も一つです。 残念ながら、遺伝子治療 で病気が改善し完治した患者は、報告されていません!
遺伝子医療の どこに問題があるのか?
その答えは「ガストン・ネサンの ソマチッド」「大隅 良典の オートファジー」にあります。 両学者が示唆する 細胞 や DNA をコントロールする 微小生命体 の存在が、遺伝子医療 の発想を否定するからです。 遺伝因子を操作する事で、未知なる 知的生命体 はどの様に働くのか? 生命の謎を、安易な療法(遺伝子治療)で破壊されると、自爆(死)に導く可能性があります! 遺伝治療・再生細胞治療 は、あくまで仮説の 類 です。
遺伝子治療 が、是か非か ではありません。 人類が、何百万年も前から受け継いで来た 免疫 を、医学の英知で コントロール しようとする発想が、机上の空論 としか言えないのです。
細胞の中には染色体があり、染色体の中には遺伝子(DNA) があり、DNAの中には 遺伝子情報(ゲノム)があり、ゲノムの中には 未知なる知的生命体 が存在するとしたら、細胞レベルの研究は まだまだ 医学 の入り口に過ぎません。
言いたくありませんが、遺伝子治療 や 再生細胞治療 の研究は、ある意味で 神の領域 では ないでしょうか? 「偶々 実験したら、偶然 芳しい結果が出た」それは 医療 でありません。 一時しのぎ の応急手当(処理)を、既成事実として継続する事に、重大な欠陥が あるのです! その答えは、モルヒネ などの 麻薬 では ないでしょうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます