◎ この顔を覚えて欲しい。
“新型コロナウイルス”の蔓延が止まりません。 こんな状況は、クルーズ船「ダイアモンド・プリンセス号」が、横浜に寄港した時点で(ある程度)想像は出来た筈です。 それこそが“水際防疫作戦”でした。 横浜港の状況を、日本中が注目したのではありません。 世界中が、日本の危機回避能力を見守っていたのです。 残念ながら、日本政府の対応は全てにおいて“後手後手”で、世界が呆れたと思います。 「陽性患者が増えない様に、検査を制限して静観する」 そんな愚策は、誰も認めません!
そんな中「新型コロナウイルス・緊急事態宣言」を いち早く発表し、外出自粛を要請したのが「鈴木 直道」北海道知事でした。 マスク姿でテレビに出ると、一瞬で日本が世界が注目しました。 「自分の責任で、伝染病の蔓延を食い止める」 その一言が、人の上に立つ知事の意気込みを、多くの人達が感じたと思います。 「鈴木 直道」は、どんな人物か? 苦労人で努力家、去年まで破綻した夕張市長でした!
「鈴木直道」の略歴
* 1981年、埼玉県春日部市出身 38歳。(妻あり・子供なし)
* 母子家庭で経済的に余裕がなく、大学進学を諦める。
* 高校を卒業し、東京都職員に就く。
* 都庁に就職して1年後、法政大学 第2部(夜間)に入学、地方自治を専攻。
* 大学時代、ボクシング部に所属し主将を務める。 2002年 国体ボクシング東京代表で、フェザー級 準優勝。(ボクシングで鼻を潰した)
* 大学を卒業後、都庁の要請で破綻した夕張市・市民課に派遣される。
* 2010年、夕張市長選挙に出馬の為、都庁職員を退職。(30歳)
* 夕張市長に当選。 その後、様々な財政再建を試み、着実に成果を上げる。 当時 負債総額353億円を、二期で140億円に減額。 2026年に負債を完済すべく道筋を立て、北海道知事選に立候補。(37歳)
* 2019年、北海道知事に当選。(現在に至る)
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「鈴木 直道」の半生は、“波乱万丈”とは言いませんが、苦労人で努力家なのは 間違いありません。 どこに、“欲望”や“野望”があるでしょうか? 夕張市長時代は、市民の窮地を考慮して、給与の70%を自主返納する“類まれな庶民派”です!
自民党の力を借りて知事になった事で、批判があるのは知っています。 しかし、疲弊する北海道を立て直す為に、不甲斐ない野党に支援を受けるのは、道政の回り道でしかないのは事実です。 鈴木知事には、過去の輝かしい実績があります。 思い通りの舵取りを期待しています。 案外「鈴木 直道」の道政継続は、道民の願望でしかないと思います。(あと3年が限界) なぜなら、国政が彼を狙っているからです!
「鈴木 直道」のライバルは、既に「小泉 進次郎」です。 イケメンで同い年ですから、注目されるのは当然です。 片や政界の“サラブレッド”、片や地方自治の“道産子”(埼玉生まれ)10年後には、国政で競い合う関係になる筈です。 「鈴木」には“地盤”・“看板”・“カバン”、優位な点は何一つありません。 しかし 苦労人で努力家の意地が、総理二世を打ち負かす余地はあると思います。 「新型コロナウイルス・緊急事態宣言」 その一言と鼻の変形が、「鈴木 直道」北海道知事の勲章です!
◎ いずれ「巌流島の戦い」が観られると思います。
(どちらが「武蔵」か「小次郎」か)
と言うか、一般の会社でもこのくらいの年齢の人が活躍できる社会であることが理想だと思います。
70歳でもしつこく働くというより、やっぱり働き盛りの人に引っ張っていってもらえる方が明るい未来が待っている気がします。
正直、この方はもっと注目されてもいいと思いますが、それによって利権求めてドロドロの人達も寄ってくるのは嫌だなぁ。
政治家がみんな、鈴木さんのように逃げずに問題と向きあってくれる人ばかりなならなあ、と思います。