岐阜市役所において、住居手当の不適切受給で複数の職員を処分したという新聞報道がなされた。驚き以上に呆れてしまった。
住居が賃貸等から自宅に変わったのに変更届けを長年行わなかったということだが、当然住所が変更になる訳で、職員名簿作成時などどこかで発覚するはずだが、何故か最長で20数年、金額の最高で358万余円と信じがたい実態が明らかになった。
一人ではなく複数がこうした実態にあった現実は、体質なのか体制なのかはたまたその両方なのか大いに問題がある。
人間少なからずとも物事を忘れたり、うっかりのミスはあるが、そうした言い訳ではすまされない気がする。ほとんどの職員はきちんとしているのに一部のこうした馬鹿げた行為によって全体にそうしたイメージを市民が持ってしまう現実を知らない訳ではないと思う。
職員の処分と同時にしっかりとした職員の再研修が求められている。