議会の質問

9月の議会質問をまとめ上げた。

決算議会として少し長めの会期だが、どうも来春の市長選がスポットとなる質問戦が繰り広げられる模様である。

私自身も、結構上段に構えた内容を取り上げることになった。

質問内容は多種多様であるが、あえて市長に全て答弁を求めるところに今回の質問の意義がある。何故なら、角度を変えると全て選挙公約になるような中味だからである。

これから4年間に一定の答えを出す必要がある、都市内分権やスポーツ推進、条例、重要課題の整理の仕方・・・答える内容も難しいし、聞く側もかなり研究して質問を作りあげている。

まだ内容は公表していないが、格調あるもにしたいと思う。

こうご期待あれ！・・・

本音を語れ！

　来春早々に実施される「岐阜市長選」が今何かと話題になっている。現職が４選出馬を固めたとか前国会議員が市長選出馬のために党を離党したとか・・・・、マスコミ報道の一部はスクープ合戦の様相を呈している。しかしどれもが正式な発表ではなく関係者の話を総合してというくだりである。

　市長選は原理原則、市政運営や将来の都市像が争点となって行われるべきものだが、肝心の政策や市政評価はどうも置き去りになっている。

　人間は感情に左右されやすい生き物であるが、人物評価も長年付き合いがないとそんない簡単に出来るものではない。だとすると、政策や将来ビジョン、公約、思い・・・そんなものが明らかにならない段階で、誰が良いとかどっちにつくとかいった質問は愚問である。

　選挙戦を戦く上で、選挙戦略は重要であることは否定しないが、まず立候補の意思表明があり、そこで市長になったら何をするのか、何をしたいのか、どの様な市にしたいのか・・・それを語ってもらわなければ有権者である市民は困惑することになる。

　昨今のどの選挙を見ても低投票率が続いている中、市民とって一番身近な市長選だが、今の状況が続くと盛り上がりに欠ける選挙になるような気がしてならない。今、本音を語らずしてどうする・・・・・噂されている人々よ！