一連の災害で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。今なお広島では懸命の捜索作業が行われていますが、予断を許さない状況に不安が募ります。
しかし災害が起きるたびに考えさせられるのは、自然の猛威に対し人間はなすすべがない弱い生き物であるという現実です。
防災対策は何よりも優先して行わなければならないものだが、いずれにしても万全というものは無い。結局は自己防衛に頼らなければ自らの命は守ることが出来ないのか。考えれば考えるほど難しい問題である。
太古から災害との戦いは人類としての永遠の課題で、その都度ライフスタイルを変更したり、安全対策として基盤整備に努力してきた歴史があるが、今一度我々は利便性や効率化向上のための開発行為を災害のリスクを十分認識したうえで、関係法整備や人類としての生き方を熟考していくことが求められているのかもしれない。
一刻も早い被災地の復旧と行方不明者の発見を祈る次第である。
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