岐阜市議会議員 柳原さとる 公式ブログ(SY blog active report)

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目指すべき将来像

2013-06-26 07:09:19 | 国際・政治
梅雨空のごとく気持ちが晴れない毎日である。
参院選に向けて民主党のマニフェストが公表された。都議選での大敗北の後だけに相当思い切ったものになるのではと注視していたが、やはり党内融和のためか中途半端なものになっている。憲法改正に臨む姿勢、エネルギー、経済対策、TPP、消費税・・・・自民党の対立軸としての存在感は薄い。やはり選挙に勝つために何をすべきかが中心で、目指すべき将来像がわかるような内容にはなっていない。これで有権者からの共鳴が得られるのか不安である。
昨年来よりの数々の出来ごとは既に遠い過去のように感じられる。いつまでも政権の座にいた時と同じ感覚で党運営を行っていたら完全に党は消滅してしまうのではないかと危惧する。この半年の各種選挙で多くの仲間が表舞台から消えていった。そこへのフォローアップもなしで党勢の拡大はありえない。
しっかりしろと言うのもおこがましいが、結局は自分の信念に基づいて行動しなければ何も始まらないのかもしれない・・・・・・





体裁だけで党再生が図れるのか?

2013-06-13 07:08:18 | 国際・政治
 今年は空梅雨模様で水不足が心配である。
間もなく参院選が始まるが私の心は梅雨空のようにどんよりとしている。ここに至るまでのプロセスが不明瞭な事態を引き起こしたのは何処に原因があるのか、責任者は誰なのか、何回会議を費やしたのか・・・・ほとんど納得が出来ないまま選挙を迎えようとしている。先の総選挙で失ったものは単に議席だけでなく、党への信頼感、期待感、そして将来への光明も無くなったもでなかったのではないだろうか?何人もの国会議員が簡単に党を移り、地方自治体議員選挙等では現職・新人問わず落選するという事態を誰もが不安に感じているはずなのに、体裁だけでこうした難局をやり過ごそうとしている。
影では不満を言いながら、表に立つと無言で余分なことは言わない。こんな連中が役員会のメンバーでは何も変わらない。本当に自分の支援者に理解してもらえるような説明が出来るのか。繰り返し行ってきた体裁を繕いながら「何でもいいから私を信用して協力を・・・」と己の支援者に言っても今の現状では信頼感を喪失しかねない状況である。
選挙に勝つことは最重要だが、よし頑張ろうという気持ちにさせるための努力なくして党再生は遠い。





統制不全の党運営の責任は?

2013-06-08 08:49:31 | 国際・政治
 どうなっているのかまったく理解が出来ない。
昨日新聞(夕刊)に参院選岐阜選挙区の民主党候補者の名前がすっぱ抜かれた。党地方議員である私にも正式に伝わっていない話がマスコミに漏れる話は時としてあるが、直近では2回連続。誰かが意図的に情報をリークしたとしか考えられないが、いかにも情けない。これで役員会を開き有無も言わせないで決定し、明日のレセプションで公表するというシナリオかもしれないが、選挙に携わる関係者の一人としては納得がいかない。むしろ自分の後援会に説明が出来る訳もなく、本当に参院選が戦えるのか、誰の戦略なのか、怒り心頭である。
 公党としての形態は既に崩壊している状態。余りにも有権者をなめた対応に失望感と同時に大きな負の連鎖に歯止めがきかない恐怖を感じている。党の再生は本当のゼロから始めなければ駄目なのではないかと思う。
今日の現状を生みだした根本原因を正さなければ前へはとても進めない。
立候補してくれる人物が誰でもいいなら何のための公募だったのか?出馬要請するような人物なのか、政治スタンスは・・、何もわからないままの候補者をやれという党の体質は改めなければ再出発は永久に無理!!






不信の極みに苦慮

2013-06-06 06:36:07 | 国際・政治
 昨日、党県連レセプション券が返却されてきた。知人に無理やり2枚購入をお願したものであるが、どうしても一緒に参加して頂ける方が見つからないという理由だが、よくよく真相を尋ねると、参院選直前のセレモニーなのに選挙区の候補者が決まっていない状況に嫌気がさしたようである。
 1万円という会費を払ってまで行く価値が無いとも言われた。何度か君の頼みならと顔を立てて頂いてきた方だけにショックであった。
 こうした場面に遭遇することが最近とみに増えてきた。原因は選挙の大敗だけではないと思う。今の党に強力なリーダーシップを発揮する人材が皆無なのではないか。残念ながら岐阜県連も同様のようである。順調な時は事前の企画は何の支障もなく進んでいくが、いざ問題が生じた時、逆風での企画の在り方を再考するだけの度量が必要ではないだろうか?
 未だに売れない券を抱え、頭を抱えている・・・・・・・<馬鹿らしい>





時代の流れ?流行り?閉塞感の打破には若さが必要?

2013-06-03 06:55:57 | 国際・政治
 最近、県内の自治体では年齢の若い市長の誕生が相次いでいる。
昨日行われた美濃加茂市では28歳という現職最年少市長が誕生したのである。自治体の規模や抱える課題、市政への関心度・・・それぞれに相違があるのは当然だが、若年が将来への期待感の最大要因だとしたら地方自治に係る一人として少し不安を感じる。自分自身、当時では比較的若くして議員になった経緯があるが、地方議員は複数定員の中の一人で、男女の違いや年齢層に幅があり、多様な考えや主張があって当然である。だから若手からベテランの幅広い構成が成立する。しかし首長は、予算編成権と執行権、職員の人事権をバランスよく行使していかなければならないので、理屈や文献等からの知識だけではこなしきれない難しさがあると思う。
 そこには人生経験や世の中の常識、気配り、しっかりとした歴史認識等がベースとして求められる訳で、それを備えうるにはやはり一定の経験(年齢)が必要ではないかと思う。
 若さは確かにイメージとして必要だが、少なからずともキャッチフレーズではなく具体的な政策やビジョンが示されなければ本当の首長像は見えてこない。(実はこうした判断材料で選挙すべきだが現状では難しいだろうね)
 岐阜市も年明けに市長選が実施されるが、選挙構図が年齢だけに絞られるような選挙戦だけにはしてほしくないものである!