信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

2014/07 唐松岳、そしてその先へ(完結編)

2014年07月17日 | 北アルプス(北部)

こんにちは。今回の山行もこれで終わりにします。
実は後半はずっと雨でした。やっぱり雨の山行はつらいですね。


大黒岳の雄姿を背にして、さらに南下します。



右に越中の毛勝三山。



これが最鞍部の案内板でしょうか。



ここからは五竜山荘のある白岳への道。
なだらかな斜面を登って、緑深い尾根が白岳です。

    

ミヤマキンバイと、ミヤマシオガマ。



初めてお会いしました。ミヤマシオガマ。

    

この尾根の下が黒部源流でしょうか・・・?
餓鬼谷です。まさしく黒部川の源流の一本ですね。



その先は餓鬼山です。その奥、左が毛勝三山、右は駒ヶ岳だと思います。



AM 8:30 遠見尾根分岐に出ました。



ようやく五竜山荘に着きました。さすがにエンブレムは武田菱。
かなり雨が強くなってきましたね。



中に入って休みます。
よしゃ良いのにビールを飲んでしまいました。。

もう雨と風でピークを目指す気も失せて。。。



雨に煙る富山側。



雪のカールの長野側。雪渓の先が大遠見ですね。



強風で揺れるシナノキンバイ。
岩も雨で滑りますね。




AM 9:10 今回は撤退を決意、まもなくガスで何も見えなくなるでしょう。



先ほど来た遠見尾根の分岐に戻ります。



富山の山も霞んできました。



さらば唐松岳。



おさらば五竜さん。
また来ます。



ちょっと登っているのか、帰ってきてるのか不明瞭です。
まだその後ろの鹿島槍ヶ岳の南峰が見えています。

  

白岳の尾根を行きます。



これが白岳のピークのようですね。
タッチしてみたらグラグラでした。。



あっという間に雨で唐松岳も霞んできました。



うひゃー!緊張するなぁ。。



両側とも切れ落ちてます。



花を楽しむ余裕をもって。
ミツバオウレン、オオヒョウタンボウ、ミヤマアズマギク。。でしょう。

    

歩き渡って振り返るとこの雪、完全に浮いてますね。
踏み抜いたら・・・ゾッとしますね。



お世話になりました、五竜山荘さん。



鹿島槍ヶ岳も雨で霞んでます。
    

雨の中、滑る滑る。。ゆっくり降りましたが危険信号ですね。



大遠見への痩せ尾根。
痩せすぎでしょう!



あー、五竜も完全にガスに飲まれました。



まだ五竜山荘は見えています。

  

休憩ベンチからもう五竜はまったく見えません。



白樺でしょうか、新緑が綺麗でした。



雪渓を渡る途中、振り返ったところ。
ベンガラがしっかりついています。助かりますね。



何度か雪渓を渡りました。
さすがに尻セードする勇気は無かったですね。もっとも斜度もありませんでしたが。。

      

突然、こんな開けた場所にでます。
そのまま勢いでいったら、どれくらい落ちるかなぁ。。





AM10:40 大遠見到着。
当然まったく視界きかず、雨も激しくなりました。



AM11:20 中遠見到着。



さてここからが、もうずっと雨でカメラを出せなくなりました。
とにかくここからが過酷な階段ばかりの下り。
徹底的に大腿筋と下腿三頭筋を痛めつけられました。
いまだに筋肉痛が癒えません。

アルプス360に着いたのがAM12:30。
カレーを食べて温まり、ゴンドラを降りてエスカルプラザの龍神の湯に浸かります。
乾燥室はありませんので、ご注意ください。

ようやく下着を着替えて、そのままタクシーで白馬駅へ出ました。
白馬駅前の喫茶店でビールで一息ついて、PM15:00発の特急バスで長野に戻ります。
新幹線に飛び乗りましたが、これがPM16:23の旧型車両でしかも各駅。
焦って乗ると、ろくなことはないですね。

まあこの梅雨のまっ只中、初日の青空で癒されたので良しとしますか。。
今度はどの山に登ろうか。。
おしまい。

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