お早うございます、信です。
この南会津の高清水自然園 ヒメサユリはFaceBookで知りました。
最初見た時は「行けたら良いなぁ・・」ぐらいの感覚でしたが
そのうちに段々「見に行きたいなぁ・・」に変わり
先日、日野正平さんの「こころ旅」で新潟三条のヒメサユリの小径を見て、さらに気持ちが高じ
この梅雨空の下「どうしても 行かねばならない」までになってしまいました。
さて6月29日の高清水自然公園です。
1
この花を撮っていたら 後ろのお姉さん(70代?)から
「この子は 花二つだから 2年目だね」という声が
ヒメサユリは1年毎に花を増やしていくようです。
とするとこの子は 5年目
2
ここからは南郷ひまさゆりガイドから
ひめさゆり
ひめさゆりは、福島、新潟、宮城、山形県の県境付近の深山に自生する日本固有のユリ科の植物です。
一般にはオトメユリとも呼ばれますが、当地域ではひめさゆりの名で親しまれております。
3
ひめさゆりの開花時期
高清水自然公園のひめさゆりは、例年6月中旬以降に開花が始まります。
最盛期は例年6月25日辺りの前後3日程度が目安で、7月上旬前半にはほぼ開花を終えます。
4
繁殖と成長
ひめさゆりは種で繁殖します。
秋に地面に落ちた種が土中に入り、翌年根が生えて小さな球根をつけます。
3年目の春、一片の葉が地表に表れ、翌年その葉が大きくなり、日光を浴びて球根に養分を蓄えます。
5年目、茎を伸ばし葉も2~3枚に増え、さらに球根が成長します。
6年目には葉が5~6枚に増え、ようやく1輪の花をつけます。
そしてその翌年からは球根の成長に伴い、1年に1輪ずつ花を増やし続けます。
5
と云うことは
この花は 七つ花がありますから 12年目を迎える株です
ちょっとビックリです。
6
7
そんな年月を経て
8
この可憐な花が咲いていようとは
9
この時は知る由もありませんでした
10
ただただ
見ごろで良かったなぁ と
11
まさかこの花に10年近くもの
時間がかかっていようとは
12
傍らのニガナ
13
どうでしょう
一輪咲くのに 6年
それから1年ごとにまた一輪
14
そう考えると
15
愛おしく思えてきませんか
16
17
18
19
南郷の姫小百合(ヒメサユリ)
20
21
明日も続けます
撮影日: 6月29日
撮影場所:福島県南会津郡南会津町山口 高清水自然公園
それでは皆様、ご機嫌よう。
こんばんは。
確かに、地道な努力を続けられてきた
南郷の皆さんに、拍手を送りたい思いですが
ほんの数日で散ってしまうヒメサユリ
その儚さは人の一生と重なるのかも知れません。
南郷の人々がどうやって暮らしを立てているのか
南会津の人たちの四季は
肝心なところが良く分かりませんでした。
しばらく通わないと駄目なようです。
この近くには
北に御神楽山 1,386m(三百名山)
西に浅草岳 1,585m(三百)、守門岳 1,537m(二百)
南に会津駒ケ岳、燧ケ岳が聳えます
山にはこと欠かない場所ですが
そのうちに嵌って、通いそうなところでした。
コメント有難うございます。
こんばんは。
どうもイマイチ乗り切れない日が続きます。
カメラは防湿庫に入ったままです。
早くスカッとした青空になって欲しいと思いつつ
九州の集中豪雨を心配しながら見ています。
雨の、水の怖さを新潟でイヤと云うほど
味わったので
早くこの鬱陶しい雨が過ぎてくれればと
思っています。
「全てお気に入り」有難うございます。
この園地も、ここまでにするには地元の皆さんの地道な努力が
積み重なってのことだと思います。
¥500でも良いと思いますが
多分、近場からのお客さんが多いのかも知れません。
コメント有難うございます。
今回もリコメが遅くなり、申し訳ありませんでした。
最盛期が6日間程とは
見頃に上手く合わせないと見られないということですね。
それにしても花を咲かせるまでに何年もかかるのですね。
こうして苦労して咲いたのに何日かで散ってしまう花々。
愛おしく感じずにはいられませんね。
花と向き合う心構えが変わりそうです。
火野正平さんのこころ旅は新潟県だったのですね。
テレビで見て、本当にきれいな百合だと思ってましたが、
こうしてじっくり写真を見せてもらうとその美しさが倍増します。
何輪も花を咲かせるまでには10年以上経過しているということですね。
ササユリも芽が出てから、開花するまでには
8年くらいかかると聞いたことがあります。
今日は全てお気に入りです。
takayanもこんな群生地でゆっくり撮影したいものです。
遠い所まで遠征された価値がありましたね。