
こんにちは、信です。
秋の日光巡りも3回目になりました。なんだか修学旅行みたいな感じです。
実際、修学旅行で訪れた方も多いことでしょう。古すぎるかな。
そんな訳で東照宮を後にして、次は大猷院(たいゆういん)です。
ここにも世界遺産の国宝、重要文化財がゴマンとありそうです。

輪王寺の一部のようですね。

うちのクマさんがいたく気に入った真っ赤なモミジ。

私はこれくらいの方が味があって良いと思いますが

大猷院は三代将軍 家光の廟所。
最初に仁王門を潜ります。
こちらが「阿形」

そして「吽形」阿吽の呼吸で迎えてくれます。

境内には夥しい数の石灯籠。



一旦このモミジの前で停止。

その右にある手水舎。

その先は立入禁止の方丈でしょうか。

立入禁止と云われると入ってみたい、このジレンマ。

大きく左に折れて階段を上がります。
この上には日光最大と云われる仁天門があるのですが、これも修復工事中。
眼下には大名が奉納した石灯籠の列。
その時代は大名といえども、自分が奉納した石灯籠の高さまでしか行けなかったそうな。


そんなことも知らずに、お気楽に登って行きます。
次に現れるのが夜叉門。

夜叉というのは古代インドの鬼神のことで、「阿跋摩羅(あばつまら/緑色)」「毘陀羅(びだら/赤色)」
「犍陀羅(けんだら/白色)」「烏摩勒伽(うまろきゃ/青色)」と、それぞれが色違い。
見るからに悪いものを退散させそうな迫力である。とのこと。

その一体、白なので犍陀羅さんですね。

ここにも左右に太鼓楼と鐘楼。


ようやく本殿に辿り着きました。

当然、本殿の中は撮影禁止なので輪王寺hpから拝借。
拝殿の前には狩野探幽・永真の唐獅子の図。
この絵では分かりませんが、右から二番目が有名な唐獅子。

天井はこんな感じ。玉を持つのが昇り龍、持たないのが下り龍だったかな・・

正面が合の間を挟んで本殿。

この日は御鎮座四百年セールで、家康公のご位牌が飾られていました。
また徳川家代々の宝物である、光輪瑞鳥鏡(こうりんずいちょうきょう)が本殿の真ん中に安置されていました。
次にご開帳するのは百年後だろうというお話。12月末までの期間限定です。

なお光輪瑞鳥鏡のイミテーションは¥5,000で買えます。
見た感じは本物の1/10程度の大きさです。
それを売る売店の隣に、家光公の鎧も飾ってあります。
さて溜息をつきながら拝殿を出でて

回廊を廻ります。

これが先程の合の間。

そのまま建物の塀を潜ると
家光の墓所(奥の院)の皇嘉門。明朝様式の竜宮造りで別名【竜宮門】と呼ばれています。とのこと。

石垣も立派なもんだ。

また大名たちの青銅灯籠。この辺は大々名でしょう。

これらは皆、庶民の租税から造られたものだと思うと
何だか悪徳お代官様の顔が浮かぶようです。

夜叉門を降りました。

間もなく17時を迎える時間。
灯籠にも灯が入りました。

半分閉められた仁王門を出て


ここらでお茶にして少し休みましょう。
明日はライトアップをお送りします。
それではまた、皆さまご機嫌よう。
なにしろ大阪からは遠いので。
大猷院というのは、はじめて知りました。
すばらしいところですね。
しっとりした紅葉も美しいですね。
さすが日光と感心しました。
たいゆういんなる立派な建造物があるのですね
日光は足掛け20回は行ったり来たりとすべて素通りでした。
残るは男鹿岳チャレンジです。
その際、しっかり観光してみようと思います。
紅葉と寺社と云えば京都に勝るものはありませんが、日光は格別だと思います。
まったくはりさんの大原三千院を意識したものではありませんが、うちのクマさんがたまには行こうということになって行ってみました。
東照宮も大猷院も工事中が多くて、今はオススメ出来ません。
もう少し落ち着いて、時間とお金に余裕があればお出掛けください。
京都もそうでしょうが外人さんの多いのには吃驚します。
チケット売りのおばちゃんが英語ペラペラなのには舌を巻きました。
日光も変わった。
コメントありがとうございました。
男鹿岳、こいつはちょっとディープですね。
私のブログ山先輩のページを書いておきます。
ご参考にして下さい。
http://blog.goo.ne.jp/blgmnt49/e/831ae38329de577bf31949e954316c09
ちょっと山と離れてしまったので、ちょっと出かけて来ます。
良い絵が撮れれば良いのですが。。
コメントありがとうございました。