
こんにちは、信です。
季節は立冬の次候、第五十六候 地始凍(ちはじめて こおる)です。
さていよいよ大人の修学旅行も終わりです。
大猷院を出て輪王寺の常行堂に出ます。
嘉祥元年(848年)に慈覚大師円仁によって、比叡山延暦寺の『にない堂』に模して建立されました。
純和様の宝形造(ほうぎょうづくり)で、隣の純唐様の法華堂(ほっけどう)との間に、歩廊を設け接続されています。
この形式が大変珍しいもので、現在では比叡山延暦寺と、ここ輪王寺常行堂の二か所のみとなっています。
その昔、常行堂では、常行三昧(じょうぎょうざんまい)という仏様の周りを歩きながら念仏を唱える修業が行われていました。その為、内陣は本尊の周りをぐるりと回れる造りになっています。
現在では、回向(えこう)(先祖供養・水子供養)の道場となっています。とのこと。

その本尊は、宝冠五智阿弥陀如来です。
平安時代末期の仏像で、宝冠を頂きクジャクに乗っているそうです。
現在はこれも修理中で、5体のうち3体が見れるそうです。

阿弥陀如来の後ろにある摩多羅神。
裏から入って来る者からから守る護法神だそうです。

(いずれも輪王寺hpから)
二荒山神社に参拝しましょう。

右側に縁結びの大杉があります。
杉に楢が宿り木したもののようです。
「スギ(好き)ならば一緒に」と書いてあります。 座布団一枚。

これからライトアップを迎えるようで、けっこうな行列でした。

二荒山神社を出て


楼門を潜ります。


そのまま東照宮の境内へ

ライトアップされた五重塔。

東照宮は閉門しました。

そろそろ我々も帰りましょう。


そんなに寒くはありませんでした。

黒門の紅葉が綺麗でした。

日光山を後にして神橋です。
いろは坂から降りて来た、車の渋滞が続いていました。

闇夜に浮かぶ日光市役所。

帰ってきました。

さて長らく綴ってきた大人の修学旅行、これでお終いです。
またネタが無くなったので、しばらくは大人しくしてましょう。
それでは皆さま、ご機嫌よう。
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