信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

還暦オヤジの北アルプス縦走 ~5.黒部五郎を登る~

2020年09月27日 | 北アルプス(北部)




こんにちは、信です。
今朝は雨も上がり、曇り空が広がっていますが、午後からは晴れ間も出るようです。

日高市高麗の、巾着田の彼岸花 5万本の株はこのコロナ禍のため、本当に綺麗に刈り取ってしまわれたようです。
ホームページを見て、ちょっとがっかりしました。
毎年、高麗の街中を歩いて彼岸花を楽しんできましたが、致し方ありません。
なまじ残しておくと、人が集まってきてしまうため、地元としても苦肉の自衛策でしょう。
また来年に期待しましょう。


さて還暦オヤジの 9月20日の北アルプス漫遊記を続けます。
背中には青空の広がった、母なる山 薬師岳


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いよいよ目の前に広がった黒部五郎のジグを登ります


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目の前に広がる 美しいハイマツの緑の海


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焦って 蹴躓づかないように


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中俣乗越を過ぎました 





ハイマツ林を縫うように


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歩いてきた道を振り返ります


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イザ 登らん


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左手には薬師岳 右肩に立山が見えてきました


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実はここまでで 十分にバテてました


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立山、後立山が広がります


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劔も見えてきましたが
既にAM12:00 ゲンゴロウさんは登頂して、とっくに降りています


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歩いて来た赤木岳、北ノ俣岳、遠くに鍬崎山


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右手には飛騨の深い山々 雲に隠れそうな白山


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鍬崎山の手前に、太郎平小屋の赤い屋根が見えました


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劔も雲に隠れたか


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稜線が見えて来ました


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さらば 太郎平


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白馬・旭も今日は晴れているようです


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AM12:45 黒部五郎の肩にとうちゃこ


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山頂はこの上です


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でも上がって見えたこの山景


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夢にまで見た懐深いカールと


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その先の裏銀座オールスターの輝き


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しばし茫然と


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魅入っていました


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ではイザ 山頂へ


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肩に荷物をデポして


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ここが頂上かと思ったら


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さらにその奥に頂上はありました


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笠ヶ岳が目の前です 残念ながら御嶽山は雲の中


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西側に伸びる尾根 飛騨の深い山々に消えています


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目の前には弓折の稜線と槍・穂高


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ややいかついお顔のお不動様
思わず手を合わせて 感謝の気持ちでいっぱいでした。


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さて明日は広大なる黒部五郎の圏谷(カール)を眺めながら下山して
黒部五郎小舎を目指します。


 撮影日: 9月20日
 撮影場所:黒部五郎岳


それでは皆様、ご機嫌よう。







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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はりさん)
2020-09-27 09:13:51
おはようございます。
黒部五郎岳に登頂おめでとうございます。
頂上でお迎えくださったのは不動明王さまですが
疲れきった信さんには阿弥陀さまに見えたのでしょう。
ありがたいことです。
頂上からの眺めは最高ですね。
茫然と魅入ってしまう気持ちも分かります。
私にとっても黒部五郎岳は憧れの山です。
いつかこんな絶景を眺めてみたいものです。
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優しい顔のお不動さま ()
2020-09-27 09:24:34

はりさん>

お早うございます。
仰る通り、疲れ切った私には優しいお顔の阿弥陀様に見えました。
良く見るとお不動の炎が彫ってありましたね(笑)
気が付いて先ほど本文を直しました。

奥深い黒部五郎岳
飛騨の人は地名から中ノ俣岳
越中の人はその形から鍋岳と古来から呼んでいたようです。
五郎は信州人がつけた名のようで
野口村のゴーロは野口五郎
黒部源流のゴーロは黒部五郎になったようです。
まあ鍋岳よりはマシかも・・
今日は午後から晴れるようなので、横瀬の棚坂に棚田と、彼岸花を見にいこうと思いましたが
まだ足のマメが痛くて・・今週はテント干しに専念するようです。
コメント有難うございます。


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Unknown (錫杖)
2020-09-27 12:08:28
やはり豊かなハイマツ帯ですね
がむしゃらにピークを目指す登山でしたので
景色を楽しむことが出来なかった20年前のあの日。
 同行者が黒部のジグでバテてしまい、実は黒部五郎古舎に辿り着けなかったのです。
 山頂から見えるカールに一際大きな岩の下で一夜をツエルトで凌いだのでした。
 記録帳をめくってみると黒部五郎に登頂したのは、1995年9/12とありました。
 寒くて眠れず、御来光が水晶岳の山頂から昇って来た時の嬉しさ暖かさを覚えています。
 小舎の親父にビバークしたと言うとこっぴどく怒られたことも良き教訓となっています。
 今日は、御嶽山慰霊日。夕暮れ時に錫杖ケ岳の山から御嶽山方向に合掌して来ます。 
 五郎の山頂から槍ヶ岳 大きな翼を広げた水晶岳 いいですねえ
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黒部カールでビバーク ()
2020-09-27 13:34:38

錫杖師匠>

こんにちは。
内保から北ノ俣岳へも標高差1,500mくらいありますからね。
しかもピーカンだと、相当バテるでしょう。
またカールに降りてからが長いですからね
私もピーク前で手持ちの水を空けてしまい
カールに降りて沢の水を見つけた時は「助かった」と思いました。

9月27日、あれから6年ですか
私は松本で大病院の医療システムの更改プロジェクトのお手伝いをしていましたが
午後になって沢山の人が、ヘリで運び込まれて緊急事態があったことを知りました。
翌週に常念坊から手を合わせていたことが思い出されます。
私は北ノ俣岳からの下りで手を合わせてきたので、今年はそれで良しとしたいと思います。
この日、黒部平でテントを張って
翌朝がまたピーカンで景色を楽しみました。
また覗いてやって下さい。
コメント有難うございます。

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Unknown (takayan)
2020-09-27 23:11:52
こんばんは。
綺麗なハイマツと、荒々しい岩だらけの黒部五郎岳の景色に見入っています。
頂上には小さな不動明王、思わず写真を見て手を合わせたくなりました。
21〜25番の景色も最高ですね。
いい天気が続いている様でよかったです。
今日も素晴らしい景色をありがとうございます。
やはり巾着田の彼岸花は刈り取られていたのですね。
来年には見事な彼岸花の風景が見られる様に願うばかりですね。
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巨大なカール ()
2020-09-28 05:36:32

takayan師匠>

お早うございます。
黒部五郎のカールは何回か、この山を遠目で見て想像していましたが
想像以上に大きく、そしてカールのお花畑を包み込むようにそそり立っていました。
これはやはり、7月のお花の季節にもう一度来なければと
思いながら急坂を下っていました。
今回の山旅では季節がら、花があまりなく
レンズを向けることもそうはありませんでした。

高麗の巾着田は残念ながら、今年は刈り取られたようです。
毎年50万人もの人が訪れますから、街の人たちを守るためには苦渋の決断だったでしょう。
来年、また楽しませてもらえるよう、心待ちにしたいと思います。
コメント有難うございます。

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