お早うございます、信です。
季節は 9月長月は秋分の次候、第四十七候 蟄虫培戸(むし かくれて とを ふさぐ)になりました。
昨日は6年前に、木曽の御嶽山が噴火した日でした。
多くの人が慰霊登山に登られたようですが、山腹は変わらず綺麗な紅葉になっているようでした。
私は今回の山旅で北ノ俣岳からの下りで、手を合わせておきました。
山を愛する一人一人が、登山の安全について考える記念の日になっている気がします。
今朝は爽やかな秋晴れの、小春日和の良いお天気を迎えました。
昨日は午後から使ったテントを干しましたが、残った小石や泥も懐かしい感じがしました。
さて9月20日の北アルプス漫遊記です。
まだ黒部五郎の山頂にいます
1
笠ヶ岳のトップから槍の稜線まで
2
正面に巨大なカールと鷲羽・水晶・赤牛の稜線。
やはりこの長大な稜線を歩けるのは、飯縄大権現様くらいでしょう。
3
お約束の三角点タッチ
4
来た道からぐるり一周
5
薬師岳と立山・劔
6
北に伸びる稜線と、後立山
7
東に鷲羽・水晶・赤牛の長大な稜線
8
眼下に五郎平の小屋の赤い屋根
9
ヤリホを眺めながら降りて行きます
10
頂上直下の信州側は
11
羊背岩という、この山特有の岩で覆われています
12
今日は槍・穂高も賑わったことでしょう
13
ここからザレた急斜面を降りていきます
14
異様な山頂直下の崖
15
一万年前にこの斜面を氷河が削ったという事実
16
抜戸の秩父岩が懐かしい
17
まるで大いなる壁です
18
19
独特な景観です
20
カール内に点在する迷い岩
21
え!「小舎マデ二時間」
上からはあんなに近く見えたのに
22
距離の表示はありません
小屋も見えなくなりました
23
7月に来れば ここは一面のお花畑
24
これが雷岩か
25
カールの小さな沢沿いに歩いていきます
26
落石も頻繁にあるようです
特に雪どけの時期は多いでしょう
27
太古の昔 氷河が削った岩峰
28
でも今や斜面はお花畑の楽園
29
またそんな季節にもう一度
30
訪れてみたい場所です
31
緑豊かな三俣蓮華の北稜と 水晶の岩峰
32
この山も 忘れられない山になりました
33
圏谷の真ん中に巨大な雷岩
34
懐深き黒部五郎です
35
さて前を向いて
36
熊さんが出る前に 小屋に着かなくては
37
ゴーロ道とハイマツの林を抜けること30分
38
ようやくテン場に到着です
39
この日は平坦な場所を確保することが出来ました
40
隣の彼は岐阜恵那の若者
下山途中、花見平で再会しました。
寒くて夜中に何度か目を覚ましたが
疲れでぐっすり、二度寝、三度寝を貪りました。
撮影日: 9月20日
撮影場所:黒部五郎岳・黒部平
明日は三俣蓮華の北稜を越えていきます。
良いお天気に恵まれました。
それでは皆様、ご機嫌よう。
下から見上げるカールは大迫力ですね。
氷河が削ったというのがよく分かる地形です。
以前に鷲羽岳から眺めたことがありますが
黒部五郎岳の姿は忘れられないほど素敵でした。
私の信州旅は3回(1回15枚程度)で終わりましたが
信さんの山紀行は毎回すごい写真の量にも関わらず
まだまだ連載が続きますね。
歩くだけでも大変だと思いますが
常に写真を撮りながらの山行に脱帽です。
はりさん>
こんばんは。
一話、せめて30枚に収めようと思うのですが・・
あきまへんな~
撮る時もそうですが
載せる時もまったくシナリオの無いベタベタですわ
まったく、あきまへんな~
少し反省しながら、私の場合は厳選の厳選で減らしましょう。
まだまだ続きます。
黒部五郎はまた花の季節に登ってみたい山になりました。
コメント有難うございます。