信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

秋の北アルプス裏銀座縦走 ~9.水晶岳~

2021年10月01日 | 北アルプス(南部)




お早うございます、信です。
早いもので今日から下期、暦は10月神無月に入ります。

昔は生臭いことをギリギリまで奔走した日々もありましたが、今は実にクールです。
それはそれで良いとして、台風がいよいよやって来ました。

雨と、猛烈な風を巻き起こして伊豆諸島を蹂躙して、関東も夜明け前から風雨が激しくなっています。
関東・東北にはあまり被害は起こさないようにして欲しいものです。


さて9月21日の北アルプス裏銀座ですが、いよいよ水晶岳に登ります。
でも登りだすと、山全体の形が見えなくなってしまいます。

そこでこの山がどんな美しい姿なのかを、過去のライブラリからご紹介します。
2015年シルバーウィークの裏銀座縦走の、野口五郎岳のピークからの水晶岳


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鹿島槍や、谷川岳に似た南北の双耳峰なのです。




水晶岳とは美しい名で、下ノ本型花崗岩に水晶や柘榴石の結晶が見られるためである。さらに明るい山稜の中で、この山だけが黒っぽい岩塊なので「黒岳」とも呼ばれている。
なにしろ奥深い山なので直接登るコースはなく、2泊3日が最低日数となれば登山者も少なくなる。水晶岳を経由して赤牛岳から奥黒部ヒュッテへ下る読売新道は、静かなアルプス最奥の山旅を
楽しめるルートとして知られている。
(ヤマケイオンラインから)


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これは今回見ることが叶わなかった五郎池


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こちらは東沢乗越から


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そして反対側の祖父岳から


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雲ノ平入り口から


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同じく雲ノ平から


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さて登りましょう。
とは云っても既に水晶小屋がある、赤岳は標高 2,893mなので、ピークまでの標高差は100mもありません。


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これも時々崩落する東側の岩(水晶小屋の小屋番女子談)


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裏銀座の山々と、東沢の深い谷


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正面に野口五郎岳。残念ながら五郎池は見えませんでした


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水晶小屋も見えなくなりました


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祖父岳の芸術的なカール


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雲ノ平と黒部五郎、白山、北ノ俣岳


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もうピークは目の前です。奥の右手がピークのようです


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でも取り付きは一番左の岩棚、ハシゴで上がります


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前衛の岩から笠ヶ岳


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我が白山が真正面になりました


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岩稜の裏側に廻って、登って行きます


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少してこずり、カメラを岩にぶつけましたが


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AM 9:45 水晶岳南峰(2,986m)とうちゃこです


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素晴らしい山景の展望台


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こちらは北峰と 薬師岳


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さらに北には赤牛岳から、立山への稜線


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実際には赤牛岳は読売新道で、黒部川の奥黒部ヒュッテに下ります。
さらに渡し船がある平ノ渡場まで、歩かねば文明の地に着けません。

その底知れぬ長ーい稜線は、とても私の体力では行けそうにありません。
見たい人は我が山の師匠、錫杖流「黒部源流の秘峰を巡る その12 赤牛岳」へどうぞ。




黒部湖が見えます


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裏銀座の玄関、烏帽子岳が見えます


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レンズをAF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VRに換えました。
改めて赤牛岳と、立山。奥に剱岳も見えています


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その左手に大日連山


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黒四ダムをズーム


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さらに300mmで白馬岳ズーム


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少し戻して烏帽子岳


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300mmで烏帽子岳。ここからはあまり恰好良くありません。


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彼の名誉のために記しますが、ニセ烏帽子から見ると槍に引けをとらない美形の山です。






160mmで笠ヶ岳ズーム


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焼岳、乗鞍、御嶽山のゴールデンライン


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御嶽山はまったく噴煙がありません


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そして槍・穂高


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150mmで奥穂高ズーム


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槍の穂先をズーム


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こうやって AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G で遊んでいると

あっと云う間に100枚くらい撮ってしまいます。

天気が良いので、明日も北アルプス最深部の展望台 水晶岳から続けます。


 撮影日: 9月21日
 撮影場所:水晶岳(黒岳)


それでは皆様、ご機嫌よう。









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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はりさん)
2021-10-01 08:57:32
おはようございます。
思わず「絶景かな〜」と唸ってしまいました。
北アルプスの名峰が全て見渡せて素晴らしい景色ですね。
憧れの頂に立たれた達成感が伝わってきました。
頂上の標識がシンプルなのもいい感じですね。
私も鷲羽岳や野口五郎岳までは行ったのですが
水晶岳に登らなかったのが今となっては悔やまれます。
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水晶岳 ()
2021-10-01 12:22:07
はりさん>

こんにちは。
台風が近づいて段々風雨が強くなってきました。
大きな災害にならないよう、これ以上、山々を削ることが無いよう祈っています。

実は2015年の裏銀座縦走の際に、水晶小屋分岐で麗らかなレディー2人に水晶岳登頂を誘われたのです。
そんな経験はまず無かったので、大いに迷いました(笑)
でもその日の宿泊であてにしていた水晶小屋が定員20名のところ、既に100名を超えており
やむなく雲ノ平まで行かないといけないので、オバサン2人のボディガードは辞退して
別のオジサンに譲り、図体の大きい祖父岳を越えて雲ノ平山荘まで行ったものでした。
この時は雲ノ平山荘も定員40名のところ、250人くらい泊まったと記憶しています。
何しろ玄関の板間まで人が溢れていました。
結局私も、ようやく6年越しのリベンジを果たしたということです。
リベンジ計画のキッカケは、やはり2019年の錫杖さんの読売新道踏破でした。
コメント有難うございます。
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I read this article! (vidmate apk)
2022-04-14 17:51:30
Thanks for the help eveThank you so much for this. I was into this issue and tired to tinker around to check if its possible but couldnt get it done. Now that i have seen the way you did it, thanks guys
with
regardsryone!
mobdro
vidmate apk
返信する
what helped you ()
2022-04-15 19:48:29
vidmate apkさん

good evening
Thank you.
I'm not sure what helped you on my page
I thought it was good.
I would appreciate it if you could see it again.
Thank you for your comment.
返信する
travisjamun@gmail.com (travisjamun)
2023-11-21 01:28:40
Nice post and please provide more information. Thanks for sharing.
krnl download

hdstreamz.uno
返信する
beautiful mountain ()
2023-11-25 08:53:29
travisjamunさん>

Good morning.
Thank you for your kind comments.
Mt.Suishodake is the deepest mountain in the Northern Alps.
Whether viewed from Sugoroku, Ura Ginza, or Kumonodaira.
It is a wonderful mountain that you will never get tired of seeing.
Please come and climb it.
Sorry about the late reply.
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