晴れ時々大雨~カメレオン日記~

人生晴れの日もあれば豪雨の日もあったり(^^)他人の不幸は蜜の味?!読んで笑って☆バタ子のトラブルドタバタ日記☆暇潰しに

運転免許2 ☆オーストラリアつれづれ日記

2008年06月25日 | オーストラリア生活
つづきです。

車の免許取得in オーストラリアが現実味を帯びて来て、とりあえずはROUNDを楽しみつつ、ケアンズから東海岸に沿ってシドニーまでやってきました。まず最初の1歩は筆記試験に合格して仮免をとること。
ここシドニーのあるニューサウスウェルズ州では、当時(今はわかりませんが)20数ヵ国語で受験可能でしたが、なぜかその中に“日本語”はありませんでした。
フランス語やドイツ語、中国語に韓国語といった言語から聞いたことのないようなマイナーな言語たくさんあったのになんで日本語がないのか本当に謎でした(@_@;)
なので必然的に英語で受けるしかありません。問題の出題形式は3択で筆記というよりタッチパネル式のコンピュータで45~50問出題されます。
そのためにあらかじめ下調べしておいた、筆記試験の予想問題集(日本語訳つき)を売ってくれる、日本人のドライビングスクールの教官とアポを取り、問題集を購入。99%その中から出るという触れ込みでしたが、問題のその数たるや、ざっと500問弱(οдО;)

ただ問題の内容は至って簡単!
覚えている問題を紹介すると、


☆橋の手前に“GIVE WAY”という標識があった。これはどういう意味か?

A.後ろから来た車に道を譲る。
B.前方から歩いて来た歩行者に道を譲る。
C.前方から来た車に道を譲る。


☆線路を横切る時(注・オーストラリアにはほとんど踏切はありません)しなければいけないことは?

A.大急ぎで走り抜ける。
B.一時停止をして電車が来ないか確認した後横断する。
C.電車が来るまで停車して待つ。

答えは…言うまでもなく(;^_^A最初はギャグかと思った。ってゆ-かバッタもん掴まされたかと^ロ^;だって笑うしかないでしょ?!
1問目はCで2問目はBです。
まぁさすがにこんな小学生でもわかるような笑っちゃう問題ばかりではないのですが、何しろ100点取らなきゃ不合格なんで…とにかく必死で英単語覚えるところから頑張りました。。問題をGetしてから1ヶ月半の間は旅行をしながら、ひたすら勉強φ(.. ;)をしました。
メルボルンやタスマニア、その他周辺の観光地を昼間見てあるいて、夜は勉強(ρ_-)
タスマニアではお化け(?)の出る部屋のおかげで夜寝ることができず、これまた勉強がはかどりました( -_-)まぁ10日間位しかいませんでしたけど。
とまぁ1ヶ月半後、仮免を取るために、ゲイパレードの日程に合わせてシドニーに戻ってきました。
シドニーのゲイパレードは大変有名で、世界中からゲイたちやそれを見に来る観客で賑わう大きなお祭りです。
ケアンズでバラバラになった語学学校の友人たちとも、このイベントで再会することを約束していました。また、この時点で2月の終わりでしたが、私は3月の頭にどうしても1度日本に帰らなくてはいけませんでした。
“いけない”というか、最初にオーストラリアへ来たときに買った飛行機のチケットが180日のFIXチケットだったので単にもったいない根性出したせいなんですが。
(この時のお話は“ひょんなことから見知らぬ国にて”を参照)
というわけで、1週間のシドニー滞在中に仮免合格しなければいけなかったわけですが、のー天気な私は気楽に考えていたわけです。
シドニーに到着して早速試験日の予約に行きました。
予約はすぐに取れるようだったのでとりあえず3日後に予約してバッパーに戻り、最後の追い上げ。
4人部屋で机もないような部屋でしたので食堂で、音楽がガンガン鳴り響く中勉強しました。
何しろこの期間に取らないと、仮免取得の為に再びシドニーまで来なきゃいけませんから、結構必死でした。人間集中するとすごいもので、こんな環境でも結構勉強になりました。

試験日当日、私が予約した時間に受験する人は私を含め4人。
東南アジア系の人と、中国人と、韓国人でした。
なんで国が分かったかというと、英語の訛りですかね。特に韓国人の子は、受験言語選択の時に受付の人にはっきり“KORIAN”と言っていたので。
本当になんで日本語で受験できないんだろ( -_-)と思って往生際が悪いなぁと思いつつ、試しに“JAPANESE”って言ってみたんですけど、案の定“NO”と言われたので諦めて“ENGLISH Please.”と言いました。
試験時間はどのくらいだったかなぁ??たぶん30分とか。
でも20分たたないうちに他の3人は全員終わっていなくなりました。
試験が終わって5分もたたない内に名前を呼ばれ、結果発表!

結果は1問間違えて『不合格』でした(T_T)

でも受付のおばちゃんに、明日また受けられるわよ!と言われ、次の日再び受験の予約をして帰りました。
その間に他の3人が仮免許を交付されてるのを目撃して、本当に落ち込みました。
なぜだかメチャメチャ自信があっただけに、とても情けなく、悔しく、窮地に追い込まれた気分でした。

翌日、再び受験。
何がいやって、タッチパネル式のコンピューターで受験するので一度次に進んでしまうと、前の問題に戻れないし、見直しができないということ。
慎重に進めて終了!
数分して窓口に呼ばれると昨日のおばちゃんが

“CONGRATULATION! 
You passed.”

と笑顔で迎えてくれました。
諸手続きして、見事仮免許GET!
仮免許証とテキストブックと仮免マークの“L”プレートを受け取りました。
“L”プレートはいわゆる教習車のマークなので練習中は必ず付けなければいけません。

合格と同時に、シドニーでドライビングティーチャーを勤める日本人(筆記試験用の問題集を売ってくれた人)に連絡をして、残り数日間の教習をお願いしました。さすがに最初は日本人に日本語で教わった方がいいと思ったので。
その夜は、同じバッパーに滞在するいろんな人たちからお祝いしてもらいました♪
ただの仮免ですけどね。

さっそく翌日から教習開始!
バッパーの前まで車で迎えに来てくれた田〇先生。

いきなり、運転してみて!ときたもんだ(οдО;)
はぁ~できるわけないじゃんさ。
でもとりあえず運転席に座ってアクセル踏むだけでいいからと言われ、シドニーの街のど真ん中で、人生初の車の運転。
田〇先生は器用に助手席からハンドルを握って運転してくれましたが、当然後ろは大渋滞でクラクションの応酬だし、向かいから来る車のドライバーは助手席の運転手にビックリw(°0°)wですよ。

そんなこんなで、3日間教習受けて、また本免許試験の前に教習してもらうのと、試験当日車を貸してもらうことを(もちろんこれも教習代としてお金かかります)お願いして、教習最後の夜に、予定通り世界中のゲイが集まるゲイパレードを鑑賞して、翌日の朝、ケアンズに戻りました。
ケアンズに戻ってから約3ヶ月間、ホストファミリーや友人の協力を得て、なんとか60時間の走行経験を積んでサインを集めました。
これに関してはいろいろありましたね(;^_^A
ちょっとおもしろいな(?)と思ったのは、運転してると、隣でホストファザーが英語で何か言っても、全然わからないんですわ!、普段や車止まってるときはわかるんですけど、英語脳が停止しちゃうというか(;^_^A
だから運転してる間に何か言われても、“え?何々?もう1回言って!”みたいにもろ日本語で答えちゃってました^^;
ある意味超危ない…。
ホストファミリーや友人だけでなく、ケアンズでもドライビングスクールに登録している教官に何時間かレッスンをお願いしました。私の先生はとってもキュートな美人のお姉さんって感じの人で、シドニーでの試験傾向までわざわざ調べてくれて、しっかり教えてくれました。
ちなみにシドニーの実技試験は
①幅寄せ
②3ポイントUターン
③縦列駐車
の3つができればOK!
あとは基本的な運転技術と道路標識の理解が実戦できていればいいというもの。
とにかく練習はある意味笑ったり泣いたり結構ハードでした。
交尾してる犬が飛び出してきてどいてくれなくて微妙だったり、サトウキビ畑に突っ込みそうになったり、エンストして別の車で牽引したり、ワラビーもたまに飛び出してきて、普通はカンガルーとかひいても大丈夫なように、カンガルーバーなるものを車のフロントに付けるんですけど、お父さんのホンダの新車には付いてなかったので、ワラビーやカンガルーをひいちゃったら可哀想(T_T)の前にひいちゃったら人間も命懸けです。ケアンズなんて田舎街でしたから、制限速度110キロとか130キロとか普通でしたし。
オーストラリアのドライブの醍醐味は、その雄大な景色と、あとは交通標識ですかね。コアラとかカンガルーの標識を見ながら地球を走ってるな♪という実感がたまらなく壮快でした。

そして6月!
ホストファミリーやシェアメイト、たくさんの人に見送られ、再びシドニーへ!
最後に6時間ほど最終確認のため教習してもらい、試験当日を迎えました。
ちなみにこの本免許試験、予約取るのが大変だったんです(^^;仮免試験は毎日実施されてるのに比べ、こちらは週に数日、1日2~3人で、2ヶ月前に予約しようとして、すでにほとんどいっぱい…。やっと取れたこの日は、日本の免許切替条件の90日を考えると、ビザが切れる2日前!
つまり最初で最後のチャンス、いやまぁ90日いて日本に1回帰ってから再び入国した時に受ければいいんですけど、仮免有効期間の(確か2年)の間に再びシドニー来れるかと言ったら微妙です。。
というわけで、ものすごいプレッシャーの中、試験官と2人で田〇先生の車で出発。
途中ひっかけ(?)のスク-ルゾ-ンを無事通過し(生徒の登下校の時間は制限速度が変更になる区間)、住宅地にて、上記の3つの試験を行いました。それにしても縦列駐車を一般の車の中で、しかも極度の緊張状態でやるのって、かなりビビりますよ(*_*)
時間にして15分。
終わってセンターに戻ると、そのまま10分ほど待たされ、あっさり免許証を交付してくれました。あまりにも事務的に作業をしているセンターの人に、実感がわかず、

“え?受かったの??”

田〇先生を見ると笑顔で、
“おめでとう”

と言ってくれました。
イェーイ(^^)v

田〇先生はご丁寧に、日本に帰国してからの手続きなんかも詳しく教えてくれました。

こうして、免許を取得の目的を達成し、残り90日間、正確には、取得日と出国日はカウントに入らないとかいちゃもんつけられたらやだな、と思ってビザが切れるギリギリまでの92日間オーストラリアで過ごして日本に帰国しました。

その数日後、さっそく和訳の為にJAFと免許センターに行き、見事に日本の車の免許証GET--!!
免許証の裏面には、

『外免』の判子が押されていました。
この判子はある意味私の勲章です(^^)


余談:車の実技試験の内容をさっき説明しましたが、その内容ばかりしか練習しなかったため、未だにパーキングは苦手です^ロ^;
そしてしばらく家族の車を傷つけまくったことは言うまでもなく…。


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