人生の修行テーマ 怒らないこと

今日の朝のこと。

電車に乗り、同じ駅から乗ってきた20代後半位と思われるYシャツ姿の男の左隣の吊革を陣取った私でしたが、隣の男がどーみても不自然すぎるだろ！ってくらいの大股を広げていて、どうやら座っている人を2人分キープしているらしいことが察せられました。
なんとなくこういうやつって触れたりすると面倒くさいと思い私は体が触れないように荷物を前に縮こまっていました。
電車の中が混んでいてもこういうことを平気でやる無神経なやつがよくいます。
次の駅に到着すると、私の左隣の狭いスペースにおじさんが入ってきて、押されるがままに右隣の大股ヤローに少し寄りかかるくらいの感じで押したんです。何しろこっちはおじさん入ってきて足元は両足ぴったりくっつくくらいキチキチでバランス悪いし( -_-)
右隣の大股ヤローの更に右隣は一人分空いていたわけだし、そもそもコイツが中途半端に座ってる人二人分の真ん中を陣取って大股広げてるのが原因だし(-_-#)

ところがそいつ、私のサンダルに少し乗り上げる位の力業で足を更にこちらにずらしてきて、意地でも数ミリだって譲らねー！と言わんばかりの行動にでたわけですよ。

ちょっとイラッときた私は、

「すみません、左足を少しひいてくれませんか？」

と心とは裏腹に丁寧に言ったわけです。
そしたらそいつ、

「こっちにこないでくれませんか！」

って喧嘩越しに言ってくるもんで、もうカチンときて、

「どーみでも大股広げすぎでしょ！！これ見てくださいよ！こっちくるなって言われても、こっち側(私の左側)こんだけぎゅうぎゅうなんだから普通に考えておかしいでしょ？！(*｀Д´*)そこまでして席が空いたら座りたいんですか？そんっなに座りたいなら席あいた時に優先的に座られて結構ですから、とりあえず左足引いてください！！」

と、むかっ腹たちながらも丁寧な言葉遣いで言ったんです。
ちなみに足元指差した時は座ってる人から立っている人皆が私たちの足元見てたんで私の方が正しいという証人はほぼ100％だったと思います。

すると相手は図星をさされてゴニョゴニョと口ごもり、左足を少し引きつつも、前の２人のどちらかがたったら自分が座るんだ！ということを体でアピールしてきました。


なんてちっちゃい人間なんだと呆れつつも、一応こっちは女性で年齢もヤツより一回り位上で、しかも(まぁみえないけど)こっちはアバラヒビ入ってるっちゅーの!(￣△￣)

その後すぐ次の駅で前に座る２人＋１人の計3人が降りたので前がガランと空きました。
大股ヤローはすぐにその一つに機嫌悪そうに座り、この時私はヤツの隣に座るべきか迷ったのですが、何しろ１時間以上同じ電車に乗り続けることを考えると背中のアバラも痛いし座ることにしました。

本当に今時のゆとり世代はほんといつもイライラさせるな、と思いつつ30分後。
その大股ヤローが立ち上がる気配があったんです。
あーこれですっきりする(*_*)なんて思っていた矢先、足に激痛が！！

なんとそいつ降りるときにに、私の足を渾身の力をこめて踏みつけて行ったんですよ(゜Д゜)

コレ、ありえます？
何この復讐(☆。☆)

もう本気でムカついて、
そそくさと逃げるように降りていくそいつを追っかけて駅員につきだしてやろーかと思ったものの、そういやアイツ同じ駅でのりこんだな、と思って思いとどまりました(*_*)

だって正論をいった私にこういう形で復讐するようなやつですから、これで顔なんて覚えられて後日階段から突き落とされたり刺されたりしたらさすがにマヌケすぎると思って。。

今のご時世目があっただけでナイフで刺されたりするから怖いです(^。^;)

でもどーにもこーにも怒りが収まらず、この日は健康診断だったのですが、血圧を計ると低血圧が常態化しているはずの私がいつもより40も数字が上がってましたσ(^_^;怒りで血圧があがるよい例です。


会社に着いてもどこにぶつけていいかわからない怒りでイライラして仕事も集中できず、そのまま営業に出かけると、乗り換えた駅のホームで男と女の罵り合う声が聞こえてきました。その声は階段の方へ行ったかと思うとそこでずーっと男の

「ふざけんなー！！○△□×××！！」

みたいな怒鳴り声が響き続き、野次馬たちが次々に階段の周りへと集まっているようでした。

今朝といい変なの多いな～

と思いながらも、とても気になったのですが、私が立っている場所の比較的近くに座っていたおじさんが、まるで街中で芸能人でも見つけたかのように興奮した面もちでスマホ携帯をカバンから取り出して(たぶん)カメラモードにしてそそくさと電車を降りて渦中の方へ向かったのを見ていたら、なんだかな～と興ざめしてしまって、ただ車内から落ち着きなく様子を窺うことしかできませんでした。
そういうときになぜか電車は車両点検とやらで止まってしまったので余計気になる。。
車内の誰もが、野次馬たちに混ざりたくはないが何が起こっているのか気になってしょうがないといった様子。

そんな中、現場である階段を通って電車に乗り込んできた若い女性に私の前にいた中年の女性が「何かあったんですか？」と聞いたんです。
近くにいたほとんどの人がその女性の言葉に聞き耳を立てました(゜Д゜)3
会話文をしていた二人組のサラリーマンは会話を中断して、音楽を聞いていた若い男の子はイヤホンを外して、私はそーっと一歩近づいて(笑)

こんなことみたいでした。

彼女は、私もよくわからないんですけど、と前置きをした上で、

ことの始まりは、電車を降りるときに、おばさんが前を歩いていた長髪の若い男の脚を蹴ったにも関わらず謝らなかったとかなんとか。
それにキレた男が怒鳴りつけ、びっくりしたおばさんは走って逃走。
階段のところで、男が突き飛ばしただか、おばさんが足を踏み外しただかで現在地おばさんは階段中程の踊場のところに倒れており、その横で追いついた男が通りがかりのサラリーマンに羽交い締めにされながら、今にも殴りかからんばかりのいきおいで罵倒しているのだとかなんとか。


なんか、最近おかしい人多いですよね(@_@)

私は朝の、私の足を踏みつけていった大股ヤローを思い出していました。

踏まれたときに追いかけてなくてよかったなーと。
つーか最初っから相手になんかするんじゃなかったなーと(-。-;)


気がつくとさっきまでのイライラはさっぱり消えていました。

私もまだまだ青い未熟者みたいです。
こういう変な人間が多い時代、怒ってもいいことないのは確かです(^。^;)

皆さんも気をつけてくださいまし。


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