私は何を隠そう水が大嫌いです。
正確には海やプールといった水に入ることがなんですけど。
なので中学・高校はプールの授業は1度も出てませんし、南国ケアンズに半年以上いながら、海にはいやいや1度しか入りませんでした。
でも“水”そのものが嫌いってわけじゃないんです。水族館は大好きだし、もちろん普通に水を飲みます。温泉も行きますね-。
何がどう嫌いで、なんで嫌いになったのか?
要因はいろいろあるみたいです。ただどれも決定的な理由じゃない気がするんですよね~。
まぁその中から思い出すのも身の毛のよだつ(私的に)いくつかを紹介します。
今から遡ることこと二十数年前。
幼稚園から小学校低学年の私。
学校のプールはもちろん、家族で海にもよくよくいっておりました。
うろ覚えですが、その頃のある夏の日、家族で行った海にて、父親に無理矢理遠浅のところに連れられ、置いてきぼりに。。
遠浅がなんたるか理解できなかった幼き日々の私は岸に戻ろうと歩きはじめ、いきなり深みにはまって溺れる(´ω`)
それから数年後の私。
小学校高学年になった私。
海で溺れたこともあまり気にせず、学校のプールにも休まず行ってましたし、たまに海にも行ってました。
水が嫌いだから金づちかと思いきや、クロール、平泳ぎ、背泳ぎの25M水泳のテストには合格して、3つのグルーピングの内、1番上のイルカグループまで行ったことも確かありましたね。
ちなみにうちの小学校では、“たまご”→“カエル”→“イルカ”ってな名前でグループ分けされてました。
当時、うちの小学校ではグループ別に別れて練習した後、人力の“流れるプール”というものがありました。
これはみんなで同じ方向に向かって歩くとだんだん水が勢いよく渦を巻き始め、まるで民営のプールによくある“流れるプール”のようになるんですけど、あくまで自分たちの労力によって流れを作ります。
これがすごく楽しかったんです♪そしてみんな大好きでした。
ある夏のある日のプールの授業中のこと。
やはり授業の最後にみんなで流れるプールをやりました。大はしゃぎの私たち総勢100人。
ところが、はしゃいでる声の中から悲鳴めいた声が聞こえ出したんです。
原因はすぐわかりました。私の横を短い灰色のロープが流れて行くのが見えました。
なんと流れるプールの中になぜかヘビが一緒に回ってたんですね~。
みんな大騒ぎですよ!
ただ慌てていたため、プールサイドに上がる、という単純な問題打開策は浮かばず、悲鳴上げながら大パニック!!
みんな必死にこれ以上ないくらいの勢いで水の中を回ってました。
水の中をぎゃあぎゃあ言いながら歩いてる私たちは、まるで夢の中で何かに追い掛けられてるのに体が思うように動かないといった、まさにあの感じのリアル版!ヘビは、というと何の抵抗もなく流されてるだけなので私が1周する間に2度ほどヘビが凄い勢いで横を通過していきました(・_・|
結構本気で悪夢ですよ^ロ^;体の自由がきかないだけに。
数分後、とにかく先生の指示で全員無事にプールサイドに上がりました。
問題のヘビを残して。
プールの中にただ一匹残ったヘビは自分の意思とは無関係にその後しばらく回り続けていました。
私たちは、ヘビに噛まれた子がいないか先生たちが確認するということで、すぐにプールから離れたため、残されたヘビのその後はよくわかりません。
聞いたかもしれないけど忘れてしまいました。
ただ、なぜプールの中にヘビが泳いで(?)いたのかということについては、目撃者の証言などからプールに迫り出した桜の木の枝の上でお昼寝していたところ、風が吹いてバランスを崩し、プールの中に落っこちたらしいということでした。ちなみに青大将という毒のないヘビ君だったそうです。
それにしても本気ですごい激流でした(≧ω≦)とても人力の流れるプールとは思えないほど。。
また別のある年のある日、友達のお父さんに連れられて、三浦海岸に行きました。
なんか当時は三浦海岸とか湘南海岸とか、若者の海のリゾート地的な響きがありました。
すごい期待にわくわくして行ったのですが、そこにはゴミだらけの砂浜と、泥水のような海がありとてもがっかりしたのを覚えています。
子供心によくこんなきったない海にみんなに入れるなぁ、なんて思いつつ、海に入って遊びました。
時期的には夏休み入ってすぐだったと思います。
夢中になって遊ぶ私たちでしたが、何かビリビリする刺激を脚に感じたのは海に入ってすぐでした。
激しい痛みではなく、チクチクとした、脚の毛を1本1本ひっぱられているようなそんな痛みです。
はじめはクラゲかとも思ったのですがそれらしきものもおらず、というか泥水状態で、全然見えないんですけど、だからこそ余計に不安感がつのりました。
人間、見えないものや正体不明のものに対してはかなりの不安や恐怖を抱くものです。
友達といろいろ探してみて発見できたのは、直径5ミリ~8ミリほどの半透明のクラゲのちっこいヤツみたいのがたくさんいるっぽい、というのはわかりました。。友達のお父さんに話してみると、そいつらは血を吸う虫だと言いました。
嘘か本当かいまだに不明ですけど、なんだか得体の知れないものに身体中刺され血を吸われたかと思うと、明日あたりに死ぬんじゃないかとすごくびびってました。
あとは、オーストラリア海岸で夕焼けをボーッと見ていた時、遠くの方にジョーズ(?たぶんサメだと思うので)の背びれが波間から出ているのを目撃したり、
シーカヤックで潮に流されて3時間もさまよったり、
1つ1つはそんなに大した出来事ではないんですが、
年々、だんだん水に入ることがなくなり、今では水に入ってない期間が長すぎて、入れなくなりました。
水の何が怖いのかよく説明できないのですが、水が絡むいや~な思い出話でした^ロ^;
(思い出しても怖い)
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