猫と犬、猫好きと犬好き

今日のお話は少し私の仕事に絡むお話で、トラブル話ではないんですが、よかったら最後まで読んでいただけると幸いです😆

私の仕事は、広告の代理店&制作会社にあたりますが、キャラクター制作の常識というか、面白い考え方がありますので、そちらの方を書こうかと。

キャラクター制作や、キャラクターグッズなどを制作する際に、候補となる動物はやっぱり圧倒的にペット数の多い『猫』と『犬』です。

ただ不思議なことに、猫関連グッズやキャラクターはヒットするのに、犬関連グッズやキャラクターはなかなか難しいんで、ある意味タブー視されています💡

じゃあなんでなのか？

猫好きと犬好きの人の心理を考えると、とてもわかりやすいかと(=^ェ^=)(Ｕ＾ω＾)

単純に動物の好き嫌いではなく、猫好きと犬好きでは“好き”の趣向が違うんです。

まず、猫好きの人の場合。

猫って自由気ままで、自分が用があるとき以外は素っ気ないし、勝手気ままですよね！

猫好きの人って、そんな勝手気ままな猫でも、猫の日常の仕草や行動、態度含めて

『可愛い～(*≧з≦)💓』

って思ってるので、他人の猫でも野良猫でも、猫ならなんでも猫の仕草やその他すべての行動が可愛いと思ってしまうらしいのです💡

私も実際猫好きなのであてはまるな～(*´∀｀)と。

自分の猫も可愛いけど他の猫も皆可愛い(*^^*)

では、犬好きの人はどうかと言うと、

犬って、人間(主人)に忠実で言うことをよく聞くし、躾や芸を覚えさせてそれができると、

『なんて(忠実で)可愛いんだ(*≧∀≦*)💓』

と、主人は思うわけです。

でも、他人の言うことをよくきく他人の犬を見ても、心のどこかで

『うちの子(犬)の方が、

もっと可愛い(￣^￣)』

って対抗心をもってしまうので、他人の犬や犬グッズ見ても、「へぇ～(可愛いけどうちの子の方がもっと可愛いけどね)」で終わってしまうんだそうです。

それに犬は犬種によって見た目もだいぶ違いますから、グッズを買ってもせいぜい自分の飼っている犬と同じ犬種になってしまいます。

つまり、犬好きな人にとっては犬の忠実なところとか、飼い主とのスキンシップなどのコミュニケーションが好きなわけで、その他の犬や犬の仕草などが可愛いと思っているわけではない、ということ。

結論、自分の犬が世界で１番可愛い❗

と思っているので、他人の犬のブログ本や写真集なんて買わないわけです😔

猫好きの人は、猫のカレンダーやブログ本を買う人も多いし、私や友人も猫の写真展に行ったり、猫グッズもよく買ったりしますが、

友人含め犬好きを公言する人が犬グッズを買い漁ってる、なんてあんまり聞いたことありません。

実際に、

売られている写真集やブログ本、CMやカレンダー、キャラクターの種類で、犬よりも猫が圧倒的に多いですよね❗

ここ数年は『ネコノミクス』と呼ばれ、

猫関連グッズの経済効果は年間2兆円を超えるそうです(；゜∀゜)

特に日本人は高度経済成長期以降、番犬として犬を飼うことよりも、生活スタイルの変化から猫を飼う人が増えており、今や日本人は『猫が好きな国民』とまで言われてます。

そういった中、業界で『最大の謎』とも『最大の成功』とも言われている“犬のキャラクター”が、

ソフトバンクのCMに登場する北海道犬の“お父さん”です💡

あれは、タブー視されている犬を擬人化して家族の一員として扱いどこにでもいそうな家族の生活を再現するという、綿密なキャラクター設定と人の心理を追及した成果だそうです。

北海道犬という日本犬を使っているのも、日本人全般に馴染みのある(受け入れられる)犬だからだそうです。

(これはあくまでも業界の人たちの一般的な分析で、ソフトバンクの見解ではありません。意外とたまたまビットしただけかもしれないし😆)

これらはあくまで心理学に基づく一般論なので全ての人に当てはまるわけではありません。

最近、キャラクター制作の依頼が来まして、

このような話をディレクターさんから聞きまして、猫好きとしてはかなり面白い！と思ったので備忘録として書き留めておきます💡

ちなみに、もちろん私はアンパイな猫キャラ推しで❗そうでなくともトラブルが多いんで(笑)

皆さんは当てはまりましたか？

もし何か意見がございましたら、今後の参考までにコメントいただけたらと思います😆

次回はちゃんとトラブル話に戻りますね💡💦

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