これは何年か前に、父がカラスの雛を拾ってきた時のお話です。
ある日、家に帰ると、
ギャーギャー
ってけたたましい声が聞こえてきて、お風呂場に行くと、カラスがいたんです😨
身体のサイズはほとんど親と同じ位で羽もほとんど成鳥の羽に生え際っていましたが、嘴の根元がまだ雛の名残を残していて黄色く、多少産毛も残っていたので、カラスの雛なんだろうと察しがつきました。
(可愛いと言えなくもないけど、なにやら不吉な予感しかしない。。。😒声が全然可愛くないし)
父親がいたので、事情を聞くと、
近くの大きな木の下に落ちていて、どうやら巣から落ちて、その際に脚を骨折したらしく、動けずに、親鳥も近くにいたけれど、どうすることもできない様子だったので、保護して獣医さんに連れてったとのこと💡
ただ、獣医さんは、鳥の専門医ではないので簡易的に脚を固定はできても、鳥の治療は難しいとのことでした。
保護した時点でかなり弱っていたこともあり、残念ながら保護したかいもなく翌日には死んでしまったんです😢
😨😨😨
もう読んでる皆さんはなんとなく察しがついてると思いますが、
カラスってめちゃめちゃ頭いいじゃないですか(´Д`)
“雛鳥を連れ去った極悪非道人間”
として父を認識したカラスの親鳥2羽が、毎日家の前の電線にとまってて待ち伏せし、家から父が出てくると、すごい勢いで攻撃するようになったんですわ(´д`|||)
ま、父は当事者なんでしょうがないと思いますけど、
“極悪非道人間と同じ家に住んでる仲間”
として母や私も狙われるようになりました・・・(;´Д`)
しかも毎朝😱😱😱
父はとりあえず家の前に停めてある車にすぐに乗れば大した被害ないんですけど、母や私はバスに乗るのでバス停までの間に2羽が代わる代わるすごい攻撃してくるんですよ😭
その姿や、まるでワシやタカのように上から滑空してきて、その勢いのまま足の爪でガリッっとやるか、足で頭をつかんでホバリングしながらあのゴツい嘴でガンガンッって突っついてくる感じ😵
カラスの嘴攻撃もかなりのダメージですが、足の爪もすごいんで、家族皆頭や背中から流血する毎日でした😭
このカラスの親の復讐は、半年以上続きました(´д`|||)カラスの記憶力ってほんとビックリしますわ。
今は失くなりましたが、当時はカラスにやられた頭の傷跡が、“米粒ハゲ”ならぬ“大豆ハゲ”みたいになって、それがまた悩みの種でした。
『毛根ごと持ってかれたかな~もう生えんかも😭』って。
とにかく毎朝カラスと格闘して流血しながら会社に行く毎日でした⤵️⤵️
『怪我をした雛を助けたい』という気持ちからの行動だったことを考えると、あんまり父を責められませんが、親ガラスとの格闘の毎日がマジで大変すぎて、正直父を恨みましたわ💦
次の春になって、ようやくカラスがやってこなくなりました。次の子育てシーズン
カラスの雛は脚を骨折してたので、
多分保護しても保護しなくても助からなかったんだと思います(;つД`)
本当は自然のままにそっとしておく方がいいんでしょうけど、足の骨折じゃ、自然にはそうそう治らないからほっておく=死ですよね💦
こういう葛藤がすでに面倒だし、
でも保護したらしたで親ガラスに恨まれるのは、ちょっともうごめんなので、
どうかカラスの子が木から落ちてくるようなことがありませんように(‐人‐)
落ちてても出くわしませんように(‐人‐)
と祈るバタ子なのでした。
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