晴れ時々大雨~カメレオン日記~

人生晴れの日もあれば豪雨の日もあったり(^^)他人の不幸は蜜の味?!読んで笑って☆バタ子のトラブルドタバタ日記☆暇潰しに

アラレちゃんな富士登山

2020年08月19日 | 大学生活とキノコ研究室

毎日暑いですね☀️😵💦

今回は、夏の定番!富士登山の時のお話です。
富士登山でよく言われるのが、

1度も登らぬ馬鹿、2度登る馬鹿

という言葉。
江戸時代から伝わる言葉だそうで、解釈はいろいろあるみたいですが、大筋、
日本一の山に一度も登らないのは勿体ない!
でも、富士山は眺める方が美しく、登っても砂利ばかりでつまらないので二度登る必要はない!
みたいな意味だそうです。

確かに、登山経験者としては、本当に砂利ばかりで景色に面白味はあまりなく、距離も長いので、1度登れば十分かもしれません。

私は、学生時代に1度と、30過ぎてから1度の2回登っています。

今回は、1度目に登った時のお話です。
大学4年の夏に学生時代最後の思い出作りとして、研究室室長の山岳部の通称『ゴリ(見た目が似てるのでついたあだ名)』発起人の元、研究室のメンバーと5人で富士山をすることにしたんです。

富士登山ルートは全部で4つ。
●吉田ルート・・登山口:富士スバルライン五合目
●須走ルート・・・登山口:須走口五合目
●御殿場ルート・・登山口:御殿場口新五合目
●富士宮ルート・・・登山口:富士宮口五合目

どれも五合目までバスや車で行って、そこからスタートするルートです💡

この時は、ゴリ以外は登山は皆初心者ということと、植物を専門とする学部の特性も加味して、ゴリが選定した景色も比較的楽しめる『須走ルート』を登ることにo(^o^)o

序盤は、緑の森の中を進んでいく感じで、ぺちゃぺちゃ話しながら皆テンション高め😆🎵

途中お昼ご飯を食べるために留まった休憩ポイント(?←木の切り株とか倒木みたいな丸太がいくつか置いてあるようなスペース)では、他の登山客もいてお弁当を食べたんですが、
野生のオコジョ(小さいイタチの仲間)が2匹位でてきて、なんと、バク転したりとかして芸するんですよ☀️
たぶん登山客が食べてる食べ物のおこぼれをもらうために😆
ま、私たちは、自然を愛する山岳部のゴリにきつく言われて食べ物はあげませんでしたが、本当に可愛かった🎵

しばらく登ると、森の木々の高さも段々低くなっていき、ゴロゴロした岩場と草だけのゾーンに入りました。
段々会話も少なくなり、ほとんど無言で歩いていると、なんか変な声が聞こえてきたんですよね(;・ω・)

わーーーーーっ😭とか、
ぎゃーーーーーっ💦💦

みたいな、すごーーーく遠くなのではっきりとは聞き取れなかったんですがとにかく人の叫び声みたいなの😱
そちらの方向を見ると、かなり遠くでほとんど点位でしたが、
ドラゴンボールの前の鳥山明原作アニメ
『ドクタースランプのアラレちゃん』
のように、後ろに砂煙を出しながら富士山の斜面を直滑降でものすごいスピードで駆け降りてる2人組が見えましたΣ(゜Д゜)
あまりにも真下に直滑降で降りてるので、まんが日本昔話の1シーンのようでしたw(ちょうど上↑のイラストのような)

何あれ😱💦💦
・・・(;・ω・)
山ってあんな風に降りるもんだっけ???

最後の方は1人はたぶん転げ落ちてました💦💦
無事だったんでしょうか。。。

ゴリは後でわかるから、って何も教えてくれませんでした。

その後、皆が疲れすぎててペースダウンしたため、8合目の山小屋を過ぎた辺りで夜を明かしまして、夜中に起きて登ることにしたんですが、全員疲れで寝坊しました😢⤵️⤵️
こんなに苦労して登ってきてまさかの寝坊・・・😭
ちなみに、前の日の夜は下の方に雲海が広がっていて市街地の明かりが雲の下にうっすら透け、空を眺めれば月もでてなかったので、びっくりするぐらいの星空でした✴️
疲れと、宇宙空間に投げ出されたかのような幻想的な星空を見すぎてての寝坊かと。。😥

ただ、須走ルートって、富士山の東側のコースなので山頂じゃなくても日の出は見れるんですよね(*≧∀≦*)🎵
運良く、ほとんど雲もない快晴☀️ご来光バッチリでした😃✌️
というか、これもすべてゴリが見越してこのコースを選んだわけなので、さすがとしか言えません💡

とりあえず、私たち的なご来光も見れたので、半分以上満足はしたんですが、山頂は目指そう!ということで、朝日を浴びながら登ったんですが、9合目に辺りで、5人中2人がたぶん高山病になってしまい、ご来光(山頂じゃないけど)も見れたことだし、登頂は諦めて下山することにしました。

山頂が近かったこともあり、登山道の横に逸れるとすぐに下山道にでました。
その時に、東の方のずーっと遠いところで、めちゃめちゃ巨大なキノコ雲みたいなのが見えたんですよね。他には雲が全くない日だったし、朝早い時間で、すごく不思議な雲だね~って言ってたんです(・ω・?)積乱雲にしても1個だけって変だしね。

さて、下山し始めてしばらくすると、
標高が下がってくるので高山病の2人もだんだん元気になってきて、すごく開けた砂地になってきたんです。
ずーっと下の方は緑があって、そこまでは数百メートルくらいずーっと砂地💡
道らしきものもなくなって、他の登山客もみんな下に向かって降り始めるので自分らも真っ直ぐ下に向かって足を踏み出すと、傾斜が結構あるので、

最初は
トン トン👣 トン👣 🎵

だんだん
トントン👣👣 トントントン👣👣👣💧
トントントントントン👣👣👣👣👣💦💦

どんどん勢いがついて
トントントントントントトトトトトトッ👣👣👣👣👣👣👣😭😭😭😱😱😱💦💦

誰か~助けて~~~~っ💦💦😭😭

って足が絡まりそうになるくらい勢いがついちゃって、しかもすごい勢いで降りてるのに全然下に着かない!エスカレーターの登りを逆走してるんじゃないかと錯覚するくらい。

そして、
ふと前の日の登山道から見えた遠くのアラレちゃんたちを思い出したんですよ💦
この場所、

『砂走り』

って言うそうです。
読んで字のごとくです。。

なるべくジグザグに斜めに降りようとしても、砂地と傾斜で、足とられるし、乾燥してて砂が舞って、
ほんとにアラレちゃんの“キーーーン”状態でしたわ😂

砂走りゾーン過ぎた頃には脚がガクガク過ぎてうまく歩けないぐらい😅
その後1週間研究室休みましたわ(笑)

アラレちゃんみたいに砂煙だしながら走ってみたい方はぜひ、須走ルートから下山してみてください😆
インスタ映えするかも

そうそう、それと、東の遠くの空に見えた、不思議なめちゃめちゃ巨大なキノコ雲ですが、
この雲、三宅島雄山の大噴火の噴煙でした💦💦
(興味ある方は2000年三宅島の噴火で調べてみてください。)

1度目の富士登山の思い出は、『アラレちゃん』なバタ子でした。


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