久々の更新です!
なんか仕事が忙しかったのと、仕事上でトラブル続きで精神的にまいっていたのとで、かなり空いてしまいました。
私の仕事は営業なので日中は出歩いていることがほとんどです。
ルート営業なので、行き先も決まっているのですが、街にはいろんな人がおります。
特に駅前には電車を利用するたくさんの学生やサラリーマン、募金活動をする人、ストリートミュージシャンや何かパフォーマンスをする人、街頭演説する人などなど。
最近気になっているのは、都内のとある駅前に数ヵ月に1度位の頻度で出没するとある団体(?)の街頭演説です。
彼らの旗印は『男性差別反対!!』。
一体何事かと聞いてみると、都内の電車各社がやっている通勤時間の『女性専用車反対運動』らしい。。。
まぁそういう考えの人がいても別に否定はしないが、なぜそれが男性差別になるのか?!という彼らの論理がとても興味深いww
彼らの言い分はこんな感じ。
◇女性専用車が1両あることで乗換が不便になった!
←たった1両分の距離で文句いうなら家早くでろよw
◇女性専用車の設置理由が男性の
痴漢行為だというがそのほとんどは冤罪だ!その冤罪によって多くの男性の人生が狂ってしまった!
←冤罪ももちろんあると思うがそうじゃない場合の方が多いだろw
◇痴漢行為は女性だってする!私は女性の痴漢にあったことがある!
←どー考えてもそれこそ冤罪だろwwwこんなさえないオヤジを痴漢する女見てみたいwww
◇女性が弱いなんて誰が決めたんだ!個人差がある!男性だって弱いやつはいる!
←あなたそのもののことだろwwww確かに弱そうw
◇男性よりも女性のほうが陰湿だ!
←それこそ個人差あるんじゃね?wwwww
こんな感じからだんだん女性そのものの批判みへwち
←いやいやいや、生物学的には男と女じゃ筋肉の質が違うんだってw荷物運びなんて男がやるルールじゃなくて好意や親切でしょww
◇最近女性の社会進出が顕著だが、そのせいで多くの男性が社会や出世から排除されている!
←排除されてるんじゃなくて能力だろwwww
◇仕事をしてるからという理由で家事を旦那にやらせる女がいるが、家事は女の仕事だろー!
←それは夫婦間の問題です。
・・・・・etc
まぁこんな感じで突っ込みどころ満載で思わず聞いちゃうんですよね(笑)
こんなにおもしろい街頭演説もそうそうないwww
私個人の総評と見解は、、、
『男性差別どーこー言う前に、君らの発言・活動そのものが女性差別と男尊女卑なんですけどw』
見るからに細くて気弱そうな彼ら(いつも3～4人いる)がこんなことを東京有数の大きな駅の前でマイク使って大衆の面前で発言する勇気には大いに敬意を評したいところだが、
毎度毎度平日の昼間に、君らの仕事って何?
と、心の中で思わずにはいれないバタ子でした(笑)
人気ブログランキングへ
 |
男女平等の社会へ―世界のいまと日本の女性
広井 暢子
新日本出版社
|
 |
法制度における男性差別: 合法化されるミサンドリー
Nathanson,Paul
作品社
|
アクセス
トータル
まぁ、あいつらも敵が多すぎるんで、色々なことにすごく過敏になってって、だんだん言うことがおかしくなってしまったんだよ。
フェミニストが、その思想がよその国から入ってきた当時はわりとまともな論理だったのが、だんだんラジカルなフェミニズムになってったように、「ラジカル・マスキュリズム」というべき領域までイっちゃった、みたいなね。
社会の潮流に逆らった思想と活動で全方位から理不尽に叩かれるのだから可哀相だなと思うが、論理的におかしいモンはおかしいと言ってやらなきゃいかん。
でも、女性専用車両の１両が、男女の体つきといった生理的なものに因らず、ものの程度は関係なしに「女にはできてもただ男というだけでさせてもらえない」ことを生む不当な性差別であることには変わり無いし。
「男女共同参画社会」とやらの達成度を「結果の数字ですり合わせよう」として、企業や役所などが女の比率や人数枠をある程度固定して雇用などを行うアファーマティヴ・アクションが行われ、女の固定人数枠に押し出されて、能力があっても男だからという理由で「足切り」をされてる者がいることもまた事実だ。
枝葉はちょっとアレになってしまってるし、そこはおちょくってくれて大いに結構なんだが、根幹は本当に社会に現存する男性差別から出発してるのは確かなんで、その辺のフォローもちょっとお願いしたいな。
「運賃さえ払えばどの車両でも（女性専用車両も含めて）乗車する権利がある」と錯覚しているところです。
運送契約を締結しても、鉄道会社の意図に反して女性専用車両に乗車する権利はありません。
彼等一般男性が持つ運送契約上の権利は２地点間の移動を鉄道会社に請求する権利があるだけです。（一種の請負契約）
乗れないのは権利がないだけなんですから！
確かに通りすがりさんがおっしゃることも一理あると思います。私は別に女性専用車両を利用することもないし、賛成でも反対でもないですが、鉄道会社がそういうふうに決めたことなので利用する者としてそれにしたがっているだけです。
だから、女性専用車両は男性差別だ！って意見も、そういう意見もあるんだな、と冷静に受け止めてます。
ただ、日本の数多くの会社では男性よりも女性の方が差別されている場合が多いのは事実ですよ。
まず出世については女性がいるせいで出世できない、差別されているなんて、そういう会社もあるかもしれませんが多くの会社では逆の方が多いです。
現にうちの会社も能力がなくても男性は出世しますが、女性が出世するためには結婚と出産をしないというのが暗黙の了解的に前提です。
ただ、私はこれを全面的に差別だとは思いません。
“区別”だと思ってます。それを差別だと思うならとっくに女性が評価される会社に転職してますから。
それに私の場合は海外でアジア人というだけで結構な差別をうけたので、女性専用車両くらいで・・・と正直思ってしまっています。
まぁ私がこういうことをブログに書いて、いろいろ反響があることは、街頭演説している彼らの苦労は少こしは報われているんじゃないかと思います。
賛成か反対かをおいといて、本当に男性差別を大衆に訴えたいなら、もっとディベート的に演説してほしいとも思ってしまいますね。
なるほど、権利という視点からは考えてもみませんでした。
この手の話題って、いろんな意見があると思いますが、そもそも女性専用車両を作ることを決定した鉄道会社の人たちの中には男性もいたはずですから、批判の矛先はそっちにもってってほしいものです。
まあ、今回の私のブログは女性専用車両が賛成とか反対とかそういうことではなく、演説の稚拙さを言いたかっただけなんですがね。