晴れ時々大雨~カメレオン日記~

人生晴れの日もあれば豪雨の日もあったり(^^)他人の不幸は蜜の味?!読んで笑って☆バタ子のトラブルドタバタ日記☆暇潰しに

卵♂♀

2009年03月12日 | 生き物いろいろ




私が子供の頃~高校生くらいまで、家ではニワトリやアヒルを何羽も飼っておりまして、多い時はアヒル2羽にニワトリ20羽以上はいたんじゃないでしょうか。

エサ(小学校なんかで見たことある人もいるんじゃないかと思いますが乾燥トウモロコシを砕いたやつなんかが入ってるものです)も大変なもんで、20キロの業務用パックを買っても2ヶ月もたなかった気がします。
アヒルはともかく、ニワトリたちはとにかくバカで、食べ過ぎて胸の羽と羽の間から皮膚が丸見えになって、ついでに言うと食べたエサが皮膚の下に薄ら透けて見えて今にも張り裂けそうなくらいバカ食いをしていましたから、20キロのエサなんてすぐなくなくりました。
小学生の私からしてもその異常ぶりに、ニワトリには満腹中枢がないんじゃないかと思ったものです。

その点アヒルは頭がニワトリより大きいだけあって(=頭がいいと当時の私は思っていましたが)お腹が一杯になれば残すし、自分達の名前を自覚しているような節もあり、私たち家族のことも見分けている(エサくれる人とか池の水交換してくれる人とかバッタとかコウロギ採ってくれる人など)ようで、それなりに可愛かったのですが、ニワトリは“3歩歩いたら忘れる”と言われる通り、たぶんそんな知能はなかったと思われます(;-_-
これは子供だった私の十数年に渡る観察の結果です、はい。
たぶん人間なんて、自動エサくれ機的な存在だったのでは、と確信できます。残念ながら^^;

ただ、全てのニワトリがそうだったとは言いません。
中には、こいつは人間で言ったら超天才的なニワトリでは?!と思えるコもいましたけどね。例えば軍鶏なんかは結構賢いと思いましたよ。
    
なぜそんなに飼っていたか?

それはズバリ父親の夢ですな。毎日とれたての新鮮な卵を食べたいという。

最初はウズラのつがいから始まり、エサを買いに行くたびにどんどん増えていって、という感じです。
ついでに言うとある程度♂と♀がいればあとは自然交配でトントン拍子に(;-_-+ニワトリの方は種類も、名古屋コーチンから闘鶏の軍鶏(シャモ)、卵が高級で有名(市場で1個¥500位)なウコッケイからその他名前もよくわからないものたちが5~6種類いました。

ニワトリが増える度に父親は角材と針金入りネットでニワトリ小屋を作ったものです。

ニワトリ達は、寝起きはその小屋でして、日中は庭に放し飼いだったので、生きた芝刈り並に庭の雑草をよく食べてくれました。

で、このニワトリたち、自由気ままに種類を超えて、自然交配してましたので数年後には雑種ばかりになりました。
卵をちゃんと回収してればそんなはずはないんですけど、父親以外はそんなに毎日卵を食べませんでしたし、特に私は当時からして過去に卵を割ったら半分ヒヨコですでに死んでいる物体が出てきたという事件以来トラウマになってて、買ってきた卵しか食べてませんでした。コレ、かなりショッキングですよ( -_-)
まぁそんなわけで、気が付くとヒヨコが庭を歩いているような感じでした。

ヒヨコは可愛いです(*´∀`*)
ふわふわしてて、小さくて♪
大人になるとやたら偉そうで、狂暴になり隙を見せるとあの尖った鋭いくちばしで突っついてきますが(;-_-+
動物のお医者さんというかの有名なマンガに、まさにピッタリ!!と感動してしまった表現があったのですが、それをを用いると、突っつかれた感じと痛みというのは、まさに

ペンチで挟んでひねって引っ張る!

という感じです。
しかも♂は大きくなると毎朝けたたましい声で鳴き喚きます(;-_-+日本昔話や海外の童話でも、ニワトリの声が夜明けを告げ、鬼や悪魔は退散するというストーリーの一節がよくありますが、うちの場合は近所(小学校など)で飼われているニワトリと1番鶏を競っているのか、だんだん早くなって最初に♂がうちに来てから1年経たない内に夜中の0時から鳴きだすようになってしまったのでたまったもんではありませんでした(;-_-++しかも朝まで何度も繰り返し…。
増えた理由もその1匹の♂のせいですな。

とまぁ、とにかく幸せなこと(?)に私はヒヨコが孵る瞬間というものも何度も目の当たりにする機会もありました。
けっこう忍耐いります。卵にヒビ入ってから5~6時間はかかるんじゃないでしょうか。でも感動します(*´∀`*)

そしてある時気が付いたんですよ。いつの間にか♂がかなり増えていることに。。
うちで産まれたニワトリ十数羽、なぜかすべて♂という怪奇現象(?)に。。。
子供だった私は子供なりにいろいろ調べ、温度とかエサとかいろいろ変えてみましたが、結局うちでニワトリが産まれる確立は100%♂でした(^^;自然界の確率的にはおかしい数字ですよね。よっぽど運がわるかったんかしら。
もしその理由を解明してニワトリの♂と♀の産み分けに成功してれば今ごろ大金持ちだったことでしょう。

だから最後の方は♂ばっかりになって毎朝ホント大変でした。うちもですけど、近所の方にもとても迷惑かけたと思います。
すみません、でもこの場で言い訳させてもらうと、本当に好きで♂を飼ってたわけじゃなく、♀と思って買ってきたヒヨコの中に♂が1羽交じってて、そこからなぜか♂しか産まれなかったために♂だらけになってしまったんです(*_*)

そんなニワトリたち、今はもう1羽もいません。
たま~に白々と明けゆく夜空のどこか遠くからニワトリたちの朝を告げる鳴き声が聞こえると、たくさんいたニワトリたちのことを思い出しなんだか少し淋しく感じるのです。

他にも動物・生き物ネタ書いています。よかったら読んでいってください


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4 コメント

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結局・・・ (モンキーブルース)
2009-03-12 10:54:15
そのニワトリ達は食べたからもういないのかい(`´)
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〉モンキーブルース (バタ子)
2009-03-12 23:59:32
どうしてでしょう 
実は話の続きがあるんですよ! 
今行き帰りのの中でせっせと書いてるんで、乞うご期待
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なつかしい~ (K子)
2011-12-11 06:54:21
そっかそっか。
もういないんだねぇ・・・
ひよこ見たかったな。小学校の頃は、バタ子さん以外のおうちでも鶏飼ってたよね。
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いたいた (バタ子)
2011-12-12 23:04:42
ニワトリ飼ってる家結構あったよね(笑) 
なんでだろw
あれ、ニワトリがいなくなった理由は確か書いたよな
うん書いた確か自然界の掟とかいうタイトルで。
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