晴れ時々大雨~カメレオン日記~

人生晴れの日もあれば豪雨の日もあったり(^^)他人の不幸は蜜の味?!読んで笑って☆バタ子のトラブルドタバタ日記☆暇潰しに

自然界の掟

2009年03月15日 | 生き物いろいろ




前回の“卵♂♀”の続きになります。

うちにたくさんいたニワトリたちですが、いなくなるのは早かったと思います。個々は病気や寿命(長いやつは7~8年生きますね)なんかで死んでしまったり、あといじめによるストレスとかですか。

ニワトリの世界にもいじめがあるんですよ!驚きなことに!!
ニワトリ社会では必ず順位付けがされます。1番強いニワトリ~1番弱いニワトリまで順位がつけられて、あとはひたすらその順番に強いヤツが自分より弱いヤツをつっつき、さらにそいつが自分よりさらに弱いやつをつっつき、それの繰り返しで、1番弱いニワトリはその他のすべてのニワトリから四六時中つっつかれ羽を抜かれ、エサも満足にたべれず、常に追いかけまわされます。
けっこう悲惨です。
そしてストレスでご臨終(;-_-

そうそう、あとニワトリの楽園に行った♂たちもいました(^^)
うちでは前回お話したように♂しか産まれなかったので、一時期10数羽の♂が一晩中鳴き喚いて大変な時期があったのですが、とある場所にニワトリたちが自由気ままに生活している“ニワトリの楽園”があると聞いて、親がそこに捨てて(?)いやあげて(?)しまったんですね~。なんで楽園なんて呼ばれてるかわかりませんが、他にもいっぱいいました。みたところ♂ばかり(^o^;

まぁそれでも卵が孵って増えてますから最初に飼いだしたのが小学4年の頃でそれから私が大学1・2年生まではアヒルやニワトリが常にいましたね。

ところが私が大学に入って急激に減りました。

異変に気が付いたのはそんなある日。
何度数えても1羽足りないんです。
家出(゜U。)?はたまた誘拐か庭のどこかでご臨終? 結局みつかりませんでした。2、3日して、また1羽いなくなっていました。
そうして3羽4羽といなくなりました。

私は密かに自分の父親を疑っておりました|(-_-)|
いや、か・な・り疑ってました。
戦時中に生まれた父親は、戦後の貧しく厳しい時代を生き抜いてきただけあって、子供の頃は1本の芋を7人で分け合ったり空腹のあまり、ヘビやカエルを焼いて食べたり、当然家で飼っていたニワトリをしめて食べた経験もある人なだけに、やりかねないと( ̄~ ̄;)普段から冗談で言ってましたからね。
しばらくは食卓に並ぶ鶏肉すら、うちのニワトリじゃ?!と疑いの眼差しでしたよ(;-_-
  
そんなある晩、草木も眠る丑三つ時、当然家族全員寝静まっていたわけですが、ニワトリ小屋からニワトリたちが大騒ぎする声が聞こえてきました。
家族みんなで起きてきてニワトリ小屋を確認すると、扉はちゃんと閉まっていましたが(鳥目なだけに夜になるとちゃんと小屋に帰るので夜扉を閉めていたんですね)小屋のすぐ脇の地面が何者かによって掘り起こされていました。
小屋を覗くとまた1羽足りません。

少なくとも人間の仕業ではないことだけははっきりわかりました。だって人間の仕業だったら扉を開けてさらえばいいのですから。

というわけで、うちの父親の線は消えたわけです。

考えられるのは放し飼いの犬しかありませんでした。
うちは千葉県の柏市というところにありますが、首都圏郊外の宅地化が急激に進んできた地域で山とかないですし、周りは住宅地と畑があるぐらいですから。

さらに何匹かやられ、夜の庭に何者かの気配(風もないのに植木がガサガサっと揺れたり)が常に感じられるようになった頃、家族会議の結果、犯人を捕獲する罠をはることにしました(^Q^)/^
仕掛けは簡単!もう1つあるニワトリ小屋を使ってエサとなる肉を置いておき、犯人がそのエサを触ったり動かすと扉が閉まる仕掛け!!

長期戦を予想していたにも関わらず、翌日、犯人を捕獲しました。

犯人はなんと!

“た・ぬ・き”

でした(οдО;)
20数年生きてきて柏にタヌキがいるなんて、その時初めて知りました。
そして生まれて初めて本物を見ました。だって動物園にタヌキいないですから。しかもTVなんかで、タヌキが遊びにくる家とかで見たタヌキと違って、ちょ-獰猛で、毛並みも汚くて尻尾真ん中だけ毛がハゲたみすぼらしいタヌキでした。
犯人を捕まえて見たものの困ったのはそのタヌキをどうするか?!
さんざんうちのニワトリを食べてきたんだから、もちろん“タヌキ鍋”にして食っちまいましたー(^Q^)/^と、言いたいところですが、見るからに食べたら病気になりそうな風体で、まぁもともと食べる気はなかったんですけど、とりあえず市役所に電話しました。

余談ですが、柏市の隣に松戸市というところがあります。ここはかのドラッグストアーで有名な“マツモトキヨシ”の創設者、松本清志が市長を務めたことのある市で、ここにドラッグストアーの本社があります。
さて、この松本清志、本当に自分大好きだったんですかね、自分で創業した店はご存知の通り自分のフルネームをつけたわけですが、松戸には“小金清志町”とか“小金きよしヶ丘”なんて住所があります。
どんだけ~
もちろん現職の時に自分でつけたんですよ。
今はもうありませんが、松戸、柏の辺りにはドラッグストアーだけでなく“スーパーマツモトキヨシ”なんてものもそこら中にありました。おかげで私は“マツモトキヨシ”が人の名前だと気が付いたのが高校生の時でしたよ。
で、この人の市長としての唯一の功績(?)というのが、松戸市役所の中に“すぐやる課”というユニークな課を作ったこと。
この部署は、市民からの苦情の対応はもちろん、蜂の巣撤去やら、公園の掃除など、なんでも言われたらすぐにやるらしいのです。
まぁ単純にその事を思い出し、柏市だけれど、タヌキの横行でペットが惨殺されるっていうのは警察より市役所だろ、となぜか思ったわけです。本来は警察なんですかね?

で、市役所に電話すると、30分も経たないうちに保健所(?)の人たちがやってきて、タヌキを連れて行きました。

や-っと平和な日々が訪れ、めでたしめでたし(*´∀`*)^ー^)人(^ー^

の、はずが、1・2週間して、またニワトリが襲われ始めました。
また罠を張りましたが今度はなかなか捕まらず、1晩でアヒル2羽もやられました。持って帰れなかったのか、2羽とも内臓を食い破られただけの状態で見つかりました。

こうなると、キツネとタヌキの化かし合いならぬ、人間とタヌキの知恵比べですか(;-_-+

そうしてしばらくして、やっと犯人を捕まえました。。
なんと、尻尾の真ん中に毛のない、あのタヌキでした(οдО;)
もう一度役所に電話して引き取ってもらったのですが、結局野生動物なので殺すことはできないそうで、市内のまだ自然が残っている地域に放したそうです。
そいつが舞い戻ってきたと。

そしてそいつは二度と舞い戻っては来ませんでしたが、その時すでにうちのニワトリは最後の1羽でした。
こうしてうちのニワトリたちはいなくなりました。。でも、タヌキも生きているわけで、他の生物を食べずには動物は生きていけないわけですから、これもしょうがないことだったのかもしれません。


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2 コメント

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タヌキかぁ~(>_<) (モンキーブルース)
2009-03-15 23:32:59
さすがに予想出来ないオチだったな(`´)
ところで文章途中(=_=)?
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>モンキーブルース (バタ子)
2009-03-16 01:34:50
なぜか携帯からUPするといつも途切れちゃうんだよね(――;)
柏って場所考えるとタヌキはちょー以外でしょ?!
ニワトリ、みんな名前ついててそれなりに大事にしてたんだけどね、タヌキが相手じゃね。
でも、タヌキがこんな人里にいるってこと事態人間のせいなのかもしれないけど。
この間は家の近所でハクビシンの親子を見かけたよ(^_^;)
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