嫌なご時世になったもんだ

◆ 2249 嫌なご時世になったもんだ　 2010/03/08(月）
　
　久々に私的に良い映画を観た。題名は「しあわせな居場所」予告編で見たいと思っていたが見てホント良かった。しかもこれが実話ときては尚更良い。

　貧困まではいかないが貧しかった家で育った性かこの手の人情や愛を感じさせる映画に弱いし涙腺が緩みっ放しなっていけない。極端な貧困格差が現存するアメリカ社会にあってこのような映画はアメリカ社会の人々に受け入れられるのかちょっと疑問を感じた。

　かっては一億総中間層意識を保っていた我ら日本人も今や貧困格差が目立つようになった。原因は競争社会や能力主義による他人を蹴落とし自分さえ良ければの自己中心人間がこの社会を作り上げてしまった。困ったものである。助け合い運動などは私語に近い言葉になってしまう世の中は御免被りたい。