モクレン科、モクレン属。
「タイサンボク」という名前は、大きい花や葉っぱを賞賛して名づけられたと言われています。
漢字では、「大盞木」や「泰山木」と書くので中国あたりが原産地と思っていたが、130年ほど前に北アメリカから渡来してきたという。
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外山(とび)・報恩寺にある「タイサンボク」。遠くに見えるのは三輪神社がある三輪山です。
桜井市外山(とび)・報恩寺の石垣の上にありました。
幹周り1.3mほど、樹高6mほどの古木です。
上のほうで幹が数本に分かれ細い枝が四方に広がっています。
ウコギ科 ヘデラ属(キヅタ属)のアイビーに巻きつかれ、マフラーをまとったような姿です。どちらが主役か分からなくなってきています。
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今は無住職の報恩寺です。
裏側に反りかえった葉は硬くて大きく、表面は深緑色で艶があり、裏面は褐色の毛が密生しています。
花期は6~7月で、20cmほどの芳香のある白い大きな花を咲かせ、和歌や俳句にも詠われていて、親しまれている花なのです。
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花の咲いている期間は2~3日で、撮影には難しい花なのです。時々覗いてみることにしよう。
20m以上にもなる高木となるため、一般家庭での栽培には向かないようです。
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桜井市箸中・慶運寺の入り口にあったタイサンボク。これは蕾かなあ?
一番きれいなときに写真に収めて紹介してください。
タイサンボクはこちらにもあるようで大きな花も見たことがあると奥が言っております、私はまだ、今度教えてもらいます。大きい花だそうですね
たくさん咲くわけではないので、見つけても
カメラにには収めにくいですよね。何しろ上から
覗くことが出来ないのですから。
私もスターアニスさんの写真を期待しています。
でもくれぐれも木や塀に登ったりしないで下さいね。