この木は、江戸時代には街道に植えられ、一里塚の目印にされた木なのです。
別名は「エ」と言う。「エ」とは枝のことで、枝の多い木からきたという説があるそうです。
前回紹介の「ヤドリギ」が生えていた背の高い木なのです。
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樹高20m、幹周り2mほどの古木です。
ニレ科エノキ属の落葉高木です。樹高が高く遠くからでも見つけられ、枝が多く、夏の暑い日差しを避けて休憩する旅人の姿が想像できます。
雌雄同株で、樹高は20m以上になり、幹周りも1m以上となるものがあります。
福島県以南にあり、一里塚以外にも、野生の木としても育っており、地名や苗字(「榎本さん」など・・・)になっている木でもあるのです。
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ここは桜井市西之宮・三輪神社(あの大神神社ではありません。)の境内です。
推古天皇時代に難波と大和を結ぶ「横大路」、そして奈良と藤原京を結ぶ「中ツ道」が交差する西之宮地区に「三輪神社」があるのです。
樹高20m、幹周り2mほどの古木です。
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あまり広くない境内には、1000年以上のケヤキの古木もありました。
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樹齢1000年の欅(ケヤキ)の古木も・・・。
エノキ(榎)の木は、4月頃には葉の根元に小さな淡い黄色の花を咲かせます。花の後に直径5~6mmの丸い実をつけ、秋には小さな実が小鳥達の餌になります。熟すと橙褐色となり食べられるとか。味は甘いらしい。
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エノキの葉と実。
葉っぱは、国蝶オオムラサキの餌となるそうで、先が尖ったタマゴ形で、左右非対称のイビツな形なのです。
鋸葉であるが、ギザギザは葉っぱの半分までしか無く、この点でムクノキと区別できると言うのですが・・・。ムクノキを探しに行かなくっちゃ!
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2007/5/29に「カミさんの宝物、でも・・・?」
書の読み方が難しいというのがありました
私の書の先生が中国の古い字、草書、漢詩などに詳しいことが分かったので聞いてみました
一点は「紅荷一點清風」荷は漢語で「蓮」のこと、黙ではなくて「點」。赤い蓮が一つらしいです、
もう一点は解読中。「青?黄韮試春望」??悩んでいました。崩し方が独特らしいです。次回には分かるかもしれません。
つられてエノキについて調べてみたら歴史があるんですね。信長が一里を36町に定め、塚を作り、上にエノキを植える企画を立て、家康が日本橋を基点に設置したとか。今でも一里塚には存在しているんでしょうか?
オオムラサキは国蝶だそうですね、初めてのことばかりです