スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

明日香の夕景

2010-06-10 23:44:51 | 出来事

少し体調が戻ってきた。
新しいカメラの練習も兼ねて、夕刻より明日香へ・・・。
いつもの棚田は、既にカメラマンで一杯。
やむを得ず、少し高台の場所に向かったが・・ここも既に先客で一杯。

何とか場所を確保したものの、手前の下草が邪魔になるため、車のトランクを開けそこに入って高いポジションより撮ってみた。
三脚は使えず・・・こんな時は手振れ防止機能が役立つ。
隣の京都からのカメラマンは、軽トラの屋根に登り三脚を立てて、撮っていた。
脚立持参のオジサンもいる。

あいにく、沈む太陽は雲の中。水田が夕陽で染まることはなかったが、畝傍山、耳成山、天香具山、そして遠くには二上山が望める雄大な景色と刻々と色づく様子に感動した。

空がブルーに染まるのを待ったが、これも雲に邪魔されて、今日はダメのようだ。
諦めていつもの場所へ移動。カメラマンが引揚げた棚田を手前にした場所からも手持ちで撮ってみた。
既に、棚田には逆光は少なく・・・こちらも残念。
苗が大きくなるまでの、ここ1週間が勝負なのだ。

更に場所を移動し、明日香から談山神社に向かう道より、明日香村・御所市・金剛山地が見下ろせるところからも撮ってみた。
夕刻の色は、期待していたほどでもなかった。
すこし、ブルーが掛かっているが・・・もっとブルーが欲しい。

やはり、山に落ちる夕陽が入らなければ・・・絵にならない。
再度、挑戦したいところだ。




▲いつもとは異なる場所から撮ってみた。太陽の下に二上山。その手前が畝傍山。右手の中ほどに見える三角山は耳成山。その手前は天香具山です。あいにく、雲が多くて沈む太陽は隠れてしまった。真っ赤に染まる景色が撮りたかったのだが・・・。
しばらく、ブルーになる景色も待ってみたが・・・残念ながら見られなかった。

<明日は、今日撮った棚田と、ブルーに染まった遠景を紹介します。>


サボテンの花

2010-06-07 14:57:08 | 出来事


庭の石垣に植えている(正確には勝手に生えていて、誰も引き抜くことをしない)サボテンに花が咲いた。
濃い紅色だ。
品種・名前は知らない。

この場所を定位置にしてから20年以上経つだろうか・・・。
古株になると枯れて醜くなる。その時はその部分だけ取り除く。だからあまり広がることはない。
それでも、1㎡ほどのスペースに居座っている。

これから夏場にかけて、このような赤い花をポツポツと咲かせてくれる。

手に触れない場所でもあり、手間も世話も必要ない。野放し状態である。
だからサボテンの世界には、3000とも5000種もあると言われている。
逞しい花である。

虫たちも、鋭いトゲに怯えて、あまり寄り付かないようだ。
そういえば、サボテンに蝶が止っているのを、見たことがない。




実が主役の「ウメモドキ」と「ムラサキシキブ」の花

2010-06-06 11:20:17 | 出来事

葉の形が梅に似ているため名付けられたという「ウメモドキ」。
花よりも実を観賞するために育てられています。
そのため、花は咲いているのも忘れられがちです。
可哀そうなので・・・・咲いている花を・・・。

結実するには、近くに雄株がなければならないのですが、わが家には無い。
でも毎年、実を成らしてくれるのは・・・どうしてなんだろう。


▲「ウメモドキ」。モチノキ科モチノキ属。花はもう終わりかけています。


「ムラサキシキブ」は、ムラサキシキミの転訛とか。または、平安時代の女流作家・紫式部の名にちなんだという説もある。
赤紫色に熟す果実は、近くの山に自生しているのを見かけます。
これも実を観賞するもので、花は地味な存在です。
コムラサキシキブもあるが、葉っぱの上半分にギザギザがあるので、見分けられる。


▲「ムラサキシキブ」。クマツヅラ科ムラサキシキブ属。淡紅紫色の花が咲き始めました。


どちらも、観賞用の実は目立ちますが・・・花は咲いているのも気づかないことがあります。
見事に色づく実のために、目立たぬ花たちはひっそりと咲いております。

ヒイラギナンテンの実

2010-06-05 09:20:48 | 出来事

葉は柊(ヒイラギ)、実は南天(ナンテン)・・・・だから「ヒイラギナンテン(柊南天)」。
葉っぱはノコギリ状であるが、ヒイラギほど痛くない。
実も赤や黄色になるナンテンに比べ、緑・紫色になる。

逞しい木で、かなり過酷な土地でも根付き、大きくなりつつある。

ジッと見ていると、「ブドウ」のように見えてくるから不思議です。




鉢植えトマト・・・アイコちゃん

2010-06-04 16:44:22 | 出来事

どうも、風邪(?)と思われる症状が、スッキリしません。
治りかけては・・・また再発。咳は出るが熱はなし。
かなり治ってくると隣のカミさんも同じ症状で・・・。
二人で、移し合いっこしているようで・・・・。

ということで、外出もできません。
ネタとなる庭の花も・・・咲き終わり、
残り少ない花たちを撮りました。


▲鉢植えのトマトです。「アイコ」という品種で、プラム型です。他に「ルビーノ」というミニトマトも。さらに普通の桃太郎も・・・。
もう少し大きくなれば、このミニトマトは孫宅に届ける予定です。


▲「アスチルベ」です。ユキノシタ科アスティルベ属の「アスティルベ」。同じアスティルベ仲間の「アワモリショウマ(泡盛升麻)」ではありません。でも、よく似ています。違いがよく分かりません。コチラのほうが大きい・・・というくらいですが・・。


▲「ブローディア ミックス」という花です。カミさんがHCで買ったものです。ユリ科、北アメリカ原産。秋に植えた球根です。一度植えると自然に増え続け、毎年、花が見られます。40~50cmに伸びた花茎の先に12~20輪、筒状の花が咲くというのですが・・・まだ6輪ほど。
この茎、先日の突風でも揺れているだけで、結構強いのです。