日日是好日

stop-the-clocks_21

先生先生

2007-06-06 21:38:22 | Weblog
気づけばしばらく更新していませんね。
更新されていないページを何度も見にきてくれた人ごめんなさい。

例に寄って忙しいです。
宿題に加えてミッドタームに向けて勉強をしないといけないので。
今週からちらほらミニテストが始まってて、来週とか毎日テストです(泣


さて、ESLではどのクラスにも二人ずつ先生が付いていて、毎日交互に授業を受け持っています。
先学期の私の先生のうちの一人、イングランド出身のLizとは、イギリス文学を語り合ったおかげでずいぶんと親しくなり、今でも私は彼女のエクストラの授業を受けています。

今学期の先生ですが、スロヴェニア出身のMilenaという先生が、私のクラスの月水金の授業をうけもっっているのですが、この人がなかなか面白い。
というか、なんか不思議なマジックを引き起こすのです、私と。

うーん、意味わかんないね。

ではexampleを。
一番最初のマジックは、今学期がスタートして二週間ぐらいがたったある日。
その日の授業の最後にテストがあったのですが、その前に一時間ほど自習時間をとるか、授業を続行するかという選択肢に、「どうせこれ以上勉強してもしゃーないしな」っと思って授業続行と答えたのは私だけでした。

みんなが自習している間、Milenaは私に課題をくれました。
それは四つの与えられたエッセイを読んで、その中から今後授業内で読みたい三つを選ぶというものでした。
まあ教材選びを手伝わされたってことですね(笑

でも彼女は心の中ではすでにどれを教材として使うか、もう決めていたらしいのですね。
私はとりあえずエッセイを読んで、ざっと読んだだけでは自信もなかったので、勘と好き嫌いを率直な意見として彼女に言ったのですが。
私の意見が結果的に彼女の意見にほぼ完璧にマッチしたのですね。

特に四つの中で一番好きな話はどれか、という話になって、私が指した話の著者がMilenaのお気に入りの作家だったらしいのですね。
なぜなら、その作者もボスニア出身だそうで(スロヴェニアとボスニアはMilenaが祖国にいたときは同じ国だったので)。
もちろんそんなこと知りませんでしたよ。

私がその話を指したときからMilenaの私を見る目が変わった、と思います(笑
それ以来、同じようなマジックを起こしまくって今に至る。

Milenaはどっちかといえばクセのあるタイプで、生徒の彼女に対する評価も分かれるのですけど、私には彼女の言っていることは大変分かりやすい。
こういうのを「人と人とのケミストリー」って言うのかな。

・・・Milenaってちょっとアユコ先生に似ています(笑
同じバックグランドを与えたら同じような人になるのではないかしら。
年の頃も大体同じだと思うし。
でも二人が出会ってもお互いに仲良く出来るとは思いませんけどね(微笑