Riot - Warrior
前回まで、一つのバンドについて1曲を紹介してきましたが、今回は2曲紹介します。
だって、両方とも、日本のメタル・ファンにとっては、非常に大切な曲なのですから。
まずは、ファースト・アルバムに収められた「ウォリアー」。
この曲のおかげで、ライオットはすぐ日本でスターになります。とにかく、哀愁溢れる歌メロとギターソロは日本人好み。
この曲はすぐ日本の女性アイドルにカバーされたくらいです。
彼らは未だにこの曲をよく演奏しています。
最近、来日した際には、ラウドネスのメンバーがこの曲で参加したみたいです。
確か、クワイエット・ライオットも同じころ(1970年代後半)にデビューしていて、すごく紛らわしいなという印象をもった記憶があります。もちろんランディ・ローズがいたクワイエット・ライオットですが、当時はライオットに比べ、日本での人気は今一つ。みなさん、ご存知のとおり、1980年代になって大ブレイクする彼らだったのですが、当時はほぼ無名だったのです。
Riot "Thundersteel"
パワー・メタルだけど、こちらも、まさに日本人好みのメロディにギター・ソロです。
マイケル・シェンカーに通じるメロディアスなギターは絶品ですね。
トニー・ムーアの恐るべきハイトーンも聴きどころで、爽快な気分になれます。
ストレス発散に役立つ曲とも言えます(笑)
この曲もライブの定番。
多くのメタル・ファンにとって、神のような一曲です。
ライオットの創設者であり、リーダーであったマーク・リアリは残念ながら、天に召されましたが、残りのメンバーが存続させて(バンド名はライオットV)、質の高いサウンドを提供してくれています。最新アルバムもけっこう気に入っています。