ハード・ロック&ヘヴィ・メタルに身をゆだねて

ハード・ロック、ヘヴィ・メタルに浸る生活をつぶやきます。

圧倒的な音の壁!Dream Theater - Fatal Tragedy (from Distant Memories - Live in London)

2020-12-05 20:51:19 | Dream Theater
Dream Theater - Fatal Tragedy (from Distant Memories - Live in London)

11月27日に全世界同時発売されたばかりのライブ・アルバム『Distant Memories - Live in London』からである。

ドリーム・シアターについては、「イメージズ・アンド・ワーズ」はものすごく聴いたのだが、それ以降の作品はあまり聴きこまなかったというのが正直なところだ。熱心なファンには申し訳ないのだが・・・けっこう飽きてしまうのである。超絶技巧はすごいと思うのだが、延々アルバム1枚聴くのがしんどい。

でも、「イメージズ・アンド・ワーズ」の続き的な作品「メトロポリス・パート2:シーンズ・フロム・ア・メモリー」 はけっこう満足した。続編ということで似てるのだろう。

今回のライブでは、その「メトロポリス・パート2:シーンズ・フロム・ア・メモリー」 の完全再現がされている。そこで、彼らをこのblogで取り上げることにした。現金でごめんなさい。

聴いてみると、相変わらず、完璧である。そして、ドラマティック。
私自身の感覚かもしれないが、「イメージズ・アンド・ワーズ」と「メトロポリス・パート2:シーンズ・フロム・ア・メモリー」は21世紀の彼らの作品に比べ、サウンドやヘヴィさよりメロディに重点を置いている気がする。彼らをプログ・メタルという呼び方をするのだが、この2作については、単にプログレと呼びたくなる。メロディ・ラインが明るい?感じがして聴きやすい。まあ、私がそう感じているだけで、そうではないのかもしれない。(21世紀の彼らはけっこうヘヴィでダークな方にシフトしていると思う・・・)

とにかく映像でも彼らのプレイを堪能できるというのはすごい作品である。
超絶技巧の息をつく暇も与えない至高の演奏技術を自分の目で確かめたい人は購入すべき作品だと思う。




片足を失っても前を向く!これぞ男!A Knock at the Door /Steve Grimmett's Grim Reaper

2020-12-02 21:22:40 | Steve Grimmett's Grim Reaper
A Knock at the Door

2017年、不幸にも感染症が悪化し、右足を切除した名ヴォーカリスト、スティーブ・グリメット。2019年にニューアルバムを出して、その存在感を示してくれた。
この人、メタル・ファンにはグリム・リーパー、オンスロート、ライオンズ・ハートで有名な人物。
ここ日本では、一時ライオンズ・ハートでプチ・ブレイクしたものの、その後はパッとしないまま。
とはいえ、ずっと地道に活動を続けていて、サポートするミュージシャンもなかなかの腕前。
やっぱりこの声を聴けるというのは嬉しい。
ガッツのあるこの声はまさにハード・ロック、メタルのための声だ。
まさに魂のヴォーカル!
足の件は本当に残念だが、まだまだ頑張ってほしい。
Rush

このバンドもまだ存在してる!Angel Witch - Don't Turn Your Back (OFFICIAL)

2020-12-01 20:54:51 | Angel Witch
Angel Witch - Don't Turn Your Back (OFFICIAL)

タイガース・オブ・パンタンに続き、NWOBHMのバンドの最新作である。
このバンドも、まだ続いていたのか?って驚いた。
結成43年である。まあ、解散状態の時期があると思うけど、よく復活してきたものだ。
2019年発表の5枚目のリーダートラックがこの曲。
どうなのか?と思いながら聴いたら、けっこうワクワクする。
あのデビューアルバムでの興奮が蘇ってきた。
ちょっとB級感のあるバンドだが、私は好きだ。
やっぱり、バンドの名前がいい。「天使の魔法使い」?
何かわからないけど、ブラック・サバスのような雰囲気である。
アルバム・ジャケットも雰囲気がある。
タイガース同様、オリジナル・メンバーはヴォーカル兼ギターのケヴィン一人だけだが、音楽性は維持できている。
イギリス人特有の湿った感じのヘヴィ・サウンドがやはり魅力だ。

衝撃のデビュー作も聴きたくなってくる。
アイアン・メイデンほどあか抜けてはいなかったけど、あの時代の煌めきがあるんだ。
Angel Witch