STUDIO T・S・A 2008 A&W collection
ご来場の皆様、誠にありがとうございました。
先日roomsの展示会を終えました。
こんなに早く秋冬物を準備したことが無かったので、結構大変でした。
まー、いつもぎりぎりなのですが、通年より2ヶ月早い展示会はそれをさらに”き・きびち~!!”くした感じです。
出しそびれたものもいくつかあります。それは4月に登場する・・予定です。
でも早めにやるのも悪くありません。(強がりではありません。)
もう一度冷静になって自分達の作品を見れるので、お客様の当たりを見て修正したり、不足を補ったり出来るからです。
今回テーマは特に決めませんでした。出来上がってみて、そこはかとなく漂う雰囲気はオリエンタル・・です。
オリエンタルの訳語は”東洋的な、東洋風な”。そうすると日本も含まれちゃう訳ですが、
どちらかというとモチーフや色彩は日本というより中近東寄りのような。
自分達の意識の中でのオリエンタルは異国としての東洋です。あ、そうするとエキゾチックという言葉になるのかしら。
なんかエキゾチックと言ってしまうと、そのあとジャパン!と反射的に付けそうになるので避けてしまった。。。
元々西洋から見てのorientalは東方にある世界、つまり自分達の国とは異質な文明の国、という意味合いがあるようです。
そうするとオリエンタルは、時にエキゾチックという言葉の要素も含まれそうです。
オリエンタルを、ただ方角的な意味だけで受け取るとしっくりこないのはそのせいかもしれません。
さて今回に限らず、私達の作品は比較的オリエンタルな雰囲気になることが多い気がします。
特に意識はしていないのですが、素敵な石を見つけ、それに相応しい組合わせを考えて行くと、
自然にそういった雰囲気になったりします。
そこにこの秋冬は、蜘蛛やシムルグ(犬と鳥の合体した幻獣)といった、
ちょっとくせのある、スパイシーなモチーフのジュエリーをプラスしての展示となりました。
4月の展示会では大振りな天然石のネックレスを加え、もう少しボリュームアップした品揃えになる予定です!
ロングピアスは存在感があり、単品でもとても華やか。チャロアイトの紫が美しいです。
想像上の不思議な生き物・・・モチーフに負けない身に着け方で楽しんで。ブローチとして、またネックレスとしても。
普段蜘蛛系モチーフに縁のない方も、ここはどーんと本物のジュエリーで遊んでみては・・・石はサファイヤ、ルビー、エメラルド、地金はK18もあり。
ちなみにこれはピアスです。
定番の蜻蛉のブローチはオニキスと珊瑚でより東洋風に・・・他にラブラドライトを使用したカラーもあります。