人間万事塞翁が馬

毎日を精一杯生きる。
一喜一憂せず、長い目で物事を捉える。
そうありたいものです。

電子化ファイリングA級 まとめ2

2006年02月10日 | 電子化ファイリングA級


・第4章 電子文書とISO
 この章はISOの各規格ごとに同じような要件がありますが、しっかりと覚える必要があります。出題内容もISO/IEC15408の機能要件と保証要件を選択肢にいれておいて、そこから保証要件だけを選ぶというものが多く出題されており、丸暗記しなければならない箇所が多いです。逆にしっかりと暗記しておくと比較的得点源にし易い箇所かもしれません。
各規格を横断した学習が必要です。
 私は、試験前日に語呂合わせで覚えました。
 また、ISO15489は、文書管理上、大変重要な規格であるため、特にしっかりと理解しておいた方がいいです。第2章以外で記述式で問うとしたら、このISO15489ではないかと私は思っています。
 
 (押さえておいた方がいい項目)
 ISO/IEC15408の機能要件と保証要件、ISO/IEC17799の管理分野と管理分野ごとの内容、ISO15489の特徴、利点、良い文書の要件


・第5章 XMLとXHTML
 文系の私が苦労した章です。特にテキストの最後の方にあるため、どうしても後回しになってしまい、試験前日にあせりました。
 この章は、B級テキストのHTMLのところとの関連があるので、まずB級テキストのHTMLを学習してから取りかかった方が良いと思います。

 (押さえておいた方がいい項目)
 整形式のXML文書と妥当なXML文書の違い、XMLで使われる主なマークアップ(タグ)、XHTMLとHTMLの違い


・巻末資料
 巻末資料については、e-文書通則法は一読しておいた方がいいと思いますが、ここまで詳しいのは試験ではほとんど出てきませんでした。ただ、電子公文書の文書型定義などテキストに必ず出てくるところもありますので、気は抜けません。

 (押さえておいた方がいい項目)
 電子公文書の文書型定義の中の基本的な考え方、前提条件、電子公文書の入力・表示・印刷レイアウト、要素(電子公文書の基本構造を示す要素と書誌情報と文書本体に必要な要素くらいは要素名を見てそれが何を表しているか分かるようにすること。「DOC」が「公文書」という感じ)

 B級テキストと記述式のポイントは次回記載します。


電子化ファイリングA級 まとめ1

2006年02月02日 | 電子化ファイリングA級


 今日から数回に分けて、電子化ファイリングA級のまとめをしたいと思います。

 次回、この試験を受けられる方の参考になればうれしいです。  
 なお、以下の記載内容は、私が実際に勉強してみて感じたこと、受験してみて感じたこと、受験対策講座を受講した際の講師の説明ぶりから感じたことを基に記載しています。今後のテキストの改訂、関連法令の制定・改正によってここに記載した内容と異なる出題傾向になることも考えられますので、その点ご注意ください。

 <試験形式>
   ・選択式・・・70問(1問1点)
   ・記述式・・・ 3問(1問10点)
    
 <合否基準>
   70点以上で合格

 <選択式のポイント>
・第1章 電子文書と関連法規
 e-文書法と個人情報保護法が最も重要です。特に、e-文書法は完全に理解しておく必要があります。

 (押さえておいた方がいい項目)
 e-文書法の目的、適用文書・適用除外となる文書、保存の要件
 個人情報保護法の目的、用語の定義など

・第2章 電子文書の作成と維持管理
 この章はすべてが重要です。得点配分の大きい記述式がこの章から出題されいるため、この章の理解が中途半端だと合格は難しいと思います。最重要の章です。

 (押さえておいた方がいい項目)
 すべて重要ですが、e-文書の特性、見読性・完全性・機密性・検索性について、e-文書作成前の確認作業の項目と項目それぞれを簡単に説明できるか、e-文書作成の実務の項目と項目それぞれを簡単に説明できるか、e-文書作成管理表の様式など

・第3章 PKIとタイムスタンプ
 B級テキストとも若干重複する部分がありますが、この章では電子署名のしくみ等が図を見て答えられるようになっておく必要があると思います。 
 
 (押さえておいた方がいい項目)
 ハッシュ関数を使った電子署名のしくみの図を説明できるか、ハッシュ関数の種類、電子証明書のフォーマット、電子証明書の申請から発行までの流れ、タイムスタンプの2つの証明・2つのタイムサービスなど

 第4章以降は、後日記載します。
 

 

 


次の目標・・・

2006年01月17日 | 電子化ファイリングA級
 電子化ファイリングA級も無事合格しましたし、次の目標を決めようと思っています。

 もちろんファイリングデザイナーを受けることは決定しているのですが、問題は時期です。次のファイリングデザイナーの試験は6月にあるのですが、私の業務上、4月~6月は仕事がとても忙しく深夜帰宅ばかりなので、どうしても勉強時間を確保することができません
 となると、その次の12月の試験を受験しようと思うのですが、さすがに今からテキストを購入して12月のために勉強するのは早すぎます。

 9月か10月くらいに試験があるもので探しているのですが・・・日本画像情報マネジメント協会(JIIMA)の文書情報管理士が最有力ですが、試験が8月末でちょっと早い気がしています。
 文書管理以外で興味があるのは、英語(TOEIC)くらいでしょうか。TOEICなら2ヶ月に1回は試験があるので、取り組んでもいいかもしれません。あとは、最近、家のことに興味を持ったので、宅建なんてもいいかもしれません。ただ宅建は、合格率は15%くらいなので、やるならかなり真剣に勉強しなければなりません。ただ、宅建は10月が試験なので、時期的には理想的ですね。

 う~ん、どうしようか。

電子化ファイリング検定に「資格更新制度」??

2006年01月16日 | 電子化ファイリングA級
 電子化ファイリング検定に「資格更新制度」が導入されるようです。
 簡単に言うと、「最近、文書の電子化は新しい法令が施行されたりして、変化が激しいから、今の知識で電子化ファイリング試験に合格しても、その有効期間は3年まで。その時は、電子化を取り巻く環境も変わっているから、もうテキスト読みなさい」ということです。
 先日受け取った合格証にも、有効期限が記載されていました。


 更新には次のような概要のようです。

・A級
 「更新申込書」を請求
  ↓
 更新料と共に更新の申請(更新料は7,350円)
  ↓
 電子化A級およびB級指定図書最新版と、提出レポート用課題が送付
  ↓
 課題を800字程度にまとめ提出
  ↓
 提出課題の内容を精査。そのうえで更新証を送付。
  ↓
 完了


・B級
 「更新申込書」を請求
  ↓
 更新料と共に更新の申請(更新料は3,150円)
  ↓
 更新証と電子化B級指定図書最新版を送付。指定図書を精読。
  ↓
 完了

 
 資格に更新制度があるというのは往々にしてあることですし、昨今の文書の電子化関係は法律が施行されたりして情勢が刻々と変わっているので、今回の導入にはある程度理解できます。
 でも、更新料が高い。もちろんテキスト代を含んでいるのは分かります。A級については、課題もあるので、まあ良いです。でも、B級はテキストを送っておいて各自で読んでおくようにとは・・・何か他に方法はなかったのでしょうか??
 あと、テキストを送るよりも、講習会を開催して、それに受講した人に更新証を渡すといった方がいいと思います。だって、テキスト送られてきても、試験もないのに読む人はあんまりいませんよね??

 3年後、この更新を行うかどうか・・う~ん。考えものです。


合否結果

2006年01月15日 | 電子化ファイリングA級
 電子化ファイリングA級の試験結果が郵送されてきました。
 結果は、「合格」でした。

 得点など詳しい結果は書いておらず、ただ合格証とホームページへの氏名の掲載を希望しない人は申し出てくださいという紙だけが同封されていました。

 とりあえず一安心です。わずか1ヶ月弱という短い勉強時間でしたが、報われて良かったです。

 今度はファイリングデザイナーの方を受けようかなと次の目標を考えています。