・第4章 電子文書とISO
この章はISOの各規格ごとに同じような要件がありますが、しっかりと覚える必要があります。出題内容もISO/IEC15408の機能要件と保証要件を選択肢にいれておいて、そこから保証要件だけを選ぶというものが多く出題されており、丸暗記しなければならない箇所が多いです。逆にしっかりと暗記しておくと比較的得点源にし易い箇所かもしれません。
各規格を横断した学習が必要です。
私は、試験前日に語呂合わせで覚えました。
また、ISO15489は、文書管理上、大変重要な規格であるため、特にしっかりと理解しておいた方がいいです。第2章以外で記述式で問うとしたら、このISO15489ではないかと私は思っています。
(押さえておいた方がいい項目)
ISO/IEC15408の機能要件と保証要件、ISO/IEC17799の管理分野と管理分野ごとの内容、ISO15489の特徴、利点、良い文書の要件
・第5章 XMLとXHTML
文系の私が苦労した章です。特にテキストの最後の方にあるため、どうしても後回しになってしまい、試験前日にあせりました。
この章は、B級テキストのHTMLのところとの関連があるので、まずB級テキストのHTMLを学習してから取りかかった方が良いと思います。
(押さえておいた方がいい項目)
整形式のXML文書と妥当なXML文書の違い、XMLで使われる主なマークアップ(タグ)、XHTMLとHTMLの違い
・巻末資料
巻末資料については、e-文書通則法は一読しておいた方がいいと思いますが、ここまで詳しいのは試験ではほとんど出てきませんでした。ただ、電子公文書の文書型定義などテキストに必ず出てくるところもありますので、気は抜けません。
(押さえておいた方がいい項目)
電子公文書の文書型定義の中の基本的な考え方、前提条件、電子公文書の入力・表示・印刷レイアウト、要素(電子公文書の基本構造を示す要素と書誌情報と文書本体に必要な要素くらいは要素名を見てそれが何を表しているか分かるようにすること。「DOC」が「公文書」という感じ)
B級テキストと記述式のポイントは次回記載します。