乙種ガス主任技術者試験を受けてみて、下のとおり感じました。来年、また乙種を受ける時の備忘です。
◯昨年、今年のガス主任技術者試験は、過去問よりも難易度が上がっているように感じる
◯したがって、過去問だけをやって、その部分だけテキストを確認するという勉強方法では対応できなくなってきている
◯過去問を解くことで、試験で狙われそうなところや、ほぼ決まって狙われる単元を掴む事は重要。ただ、それで本番の試験で及第点を取れるかというと難しい。狙われそうな箇所の周辺の知識を正確に覚えておく必要がある
◯論述の方が過去問では対応しきれなくなってきているというのが顕著。今年の法令編で「経済産業大臣が命令を出せる場合とその措置」であったが、これはマークシートの方の勉強を過去問主体でやってしまい、体系立てて勉強していない場合、対応が難しい。また、もう一つの問題であった小売事業者の説明義務のうちの保安に関する事項については、過去問では対応しきれない。論述について推測するとすれば、ガス事業でその年どんな事がトピックスになったかということを確認することも一つ。説明義務については、役所のホームページを確認すると、説明義務を果たしていない事例があったことが確認できる(全面自由化後、さまざまな小売事業者が参入した結果、説明をろくにせずに営業を行っている事業者が増えた?)
来年度、もし受験する場合は、上記のことを念頭に入れ、今年のように9月に入って本腰を入れ始めるのではなく、もっと早め早めから準備を行わなければならないとおもいました。