テキスト「マイクロ写真入門」
第2章 マイクロ写真の形態の種類と特性
・ システム設計の計画の諸要件のうち、最初に決定すべきステップは、マイクロフォームの選択であり、検索方式と共にシステムの基本的性格を掲載するキーポイントとなる。
・ マイクロフォームを選択する主な検討条件としては、
1. 検索方法と検索システム構成の機器、装置等の費用
2. オリジナルフィルム、複製フィルム作成量
3. 入力情報量と増加率
4. 配布および保存条件
5. 要求される画質条件
6. 情報サイズと縮小率条件
7. カメラやリーダプリンタ等作成から利用に至る機器、装置の費用
8. 情報内容の更新や訂正等の頻度と対応可否等
等であり、コスト面と長期にわたる利用効果を考慮することが肝要
・ マイクロフォーム-ロール状とシート状に大別
・ ロール状-リール式とカートリッジ式に大別
・ シート状-マイクロフィルム・ジャケットとアパーチュアカードとマイクロフィッシュに大別
・ ロール状は、主に大量情報のマイクロ化、高速検索および保存目的のための利用に適し、迅速処理、経済性に有利
・ シート状は、動的利用に適し、情報の配布や分散管理用および新しい情報の追加・訂正など、内容の変更が頻繁に生じる場合に利用効果が大きい
・ ロール状は、マイクロ写真の初期より利用あれている最も長い実績をもつスタイルであり、多くの利点と共に今日でも利用度において依然主流をなしている。
・ ロールフィルムは、不燃性のセルロースエステルベースおよびプラスチックフィルムベースの安全写真フィルムを使用した30.5m、61m、65mの長さを1単位としてものが主に実用されている。その他利用目的によってさらに長巻要ロールフィルムがある。
・ ロールフィルムには、フィルム幅のサイズに違いにより、16mmロールフィルム、35mmロールフィルム、105mmロールフィルムがある。
・ 16mmロールフィルムは、1こまの画面さいず10.5×15mm撮影の場合、30.5mの1ロールフィルムの中には約2500こまの大量情報の入力が可能であり、一般文書、文献、技術資料、伝票類、証券、小切手など比較的小サイズの情報を経済的に入力し、利用する目的に最も多く利用されている。
・ 35mmロールフィルムは、1こまの標準画面サイズ44×32mmの撮影の場合、30.5mの1ロールフィルム中約650こまが入力できる。16mmの1こまより約4.5倍(面積比)の大きい画面サイズになるので、それだけで鮮明な画質が得られるため、大画面図面や地図等を精度多角性格に記録するのに適しているほか、新聞、一般文書、学術文献、技術資料、医療用X線フィルムなど、その利用範囲は広い。
・ 105mmロールフィルムは、当初は大型画面サイズの特徴を生かした高精度の図面、地図作成用にしようされていたが、現在は、1シート105×148mmサイズに文書およびCOM用のフィッシュ作成用に大量に使用されている。
第2章 マイクロ写真の形態の種類と特性
・ システム設計の計画の諸要件のうち、最初に決定すべきステップは、マイクロフォームの選択であり、検索方式と共にシステムの基本的性格を掲載するキーポイントとなる。
・ マイクロフォームを選択する主な検討条件としては、
1. 検索方法と検索システム構成の機器、装置等の費用
2. オリジナルフィルム、複製フィルム作成量
3. 入力情報量と増加率
4. 配布および保存条件
5. 要求される画質条件
6. 情報サイズと縮小率条件
7. カメラやリーダプリンタ等作成から利用に至る機器、装置の費用
8. 情報内容の更新や訂正等の頻度と対応可否等
等であり、コスト面と長期にわたる利用効果を考慮することが肝要
・ マイクロフォーム-ロール状とシート状に大別
・ ロール状-リール式とカートリッジ式に大別
・ シート状-マイクロフィルム・ジャケットとアパーチュアカードとマイクロフィッシュに大別
・ ロール状は、主に大量情報のマイクロ化、高速検索および保存目的のための利用に適し、迅速処理、経済性に有利
・ シート状は、動的利用に適し、情報の配布や分散管理用および新しい情報の追加・訂正など、内容の変更が頻繁に生じる場合に利用効果が大きい
・ ロール状は、マイクロ写真の初期より利用あれている最も長い実績をもつスタイルであり、多くの利点と共に今日でも利用度において依然主流をなしている。
・ ロールフィルムは、不燃性のセルロースエステルベースおよびプラスチックフィルムベースの安全写真フィルムを使用した30.5m、61m、65mの長さを1単位としてものが主に実用されている。その他利用目的によってさらに長巻要ロールフィルムがある。
・ ロールフィルムには、フィルム幅のサイズに違いにより、16mmロールフィルム、35mmロールフィルム、105mmロールフィルムがある。
・ 16mmロールフィルムは、1こまの画面さいず10.5×15mm撮影の場合、30.5mの1ロールフィルムの中には約2500こまの大量情報の入力が可能であり、一般文書、文献、技術資料、伝票類、証券、小切手など比較的小サイズの情報を経済的に入力し、利用する目的に最も多く利用されている。
・ 35mmロールフィルムは、1こまの標準画面サイズ44×32mmの撮影の場合、30.5mの1ロールフィルム中約650こまが入力できる。16mmの1こまより約4.5倍(面積比)の大きい画面サイズになるので、それだけで鮮明な画質が得られるため、大画面図面や地図等を精度多角性格に記録するのに適しているほか、新聞、一般文書、学術文献、技術資料、医療用X線フィルムなど、その利用範囲は広い。
・ 105mmロールフィルムは、当初は大型画面サイズの特徴を生かした高精度の図面、地図作成用にしようされていたが、現在は、1シート105×148mmサイズに文書およびCOM用のフィッシュ作成用に大量に使用されている。