Mikioriginal

退屈に殺られるよりは 興奮に殺られたいんだ

スローグッドバイ

2005年12月08日 16時29分27秒 | Weblog
ちょっと今日は暗いです。気分を害したらごめんね。



俺は、今日一つの友情を失くした。正確に言えば、自分から手放したと言うべきか。
別に、これからも付き合って行こうと思えば何とかなった相手だ。一度関わった人との繋がりを、完全に断ち切るのは俺の性にも合っていない。

ただ、それは臆病なだけかもしれん。綺麗に生きようとしとるだけかもしれん。懐疑心を持ちながら仲良くしているのもどうやろう?…そんな事が頭をよぎった。そして離れなくなった。申し訳ない気持ちも混ざり。


仲が良かった分、相手とは過去に少しいさかいがあったわけで。でも相手は俺の事をよく知っているし、俺は相手の事を認めていた。大事な人だと。
でも俺は結局、それを捨てるのを選んだ。

先に仕掛けたのは俺やから、きっと向こうは俺に怒りを持っているだろう。もしかしたら、何の感情も抱いていないかも。まぁ、それでいいんすけど。
俺は言い足りない事ばかりやし、相手もそうかもやけど、とりあえず二度と連絡をとることは無いやろうね。でも、俺の存在が無くなったところで向こうの人生になんら支障は無いはずだ。それが救い。リアルな「サヨナラ」を味わうのは久々でござる。

本気で相手を傷付けようとして言葉を放つには、勇気がいる。その事を改めて学んだ。

かつて、相手は俺をどうしようもなく傷付けた。俺も相手に対して許されない卑怯な事をした。かといって、お互いの醜さがプラマイゼロになるわけではない。だからこそ俺は友情を捨て去らないといけなかった。傍から見たら愚かだ、若いと思われるかも知れないが。

お互いいつかは忘れるでしょう。そして知らない場所で大人になる。



今日が晴れた日で良かった。南門に続く道から見た山と青空の色彩が、少し暖かく感じられた。



できるなら、誰も傷付かずに、誰も傷付けずに、生きていければいいのに。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする