植物学者、牧野富太郎さんの自叙伝の中の一説です。
「私の一生はほとんど植物にくれている。幸いに植物が好きであたっために、この九十二歳になっても英気ぼつぼつ、壮者をしのぐ概がある。そしてなお、いろいろの望みを持って、コノ仕事も遂げねばならぬと期待し、歳月のふけ行く事をあえて気にする事なく、日夜わが専門の仕事にいそしんでいる。」
四国に行くにあたって、みんなに公表してきたので、ひとつくらいちゃんと仕事に関する勉強をして行きたいと198ちゃまがいって、高知の牧野富太郎さんの植物園に行って来ました。
植物園は広く、植物は・・・そんなに・・・興味を示さなかった私(緑は好きですが同じ緑にそこまで興味はもてません~)ですが、中の展示されている、牧野さんの植物のデッサンにはものすごく興味をそそられました~(*^^*)私、製図の学校を卒業してるので、元々トレーサー(和さんはいったいいくつ仕事してるの?と思われた方は・・・黙っていてね~)なんです。烏口に墨で書いた植物図鑑はそれはそれは素晴らしいものでした。198さん曰く、写真より特徴がよくつかめてて、解りやすい。とのこと。おー描きたいっ!という衝動に駆られました。すごく繊細に描かれた絵!私、得意です!CADなんてくそくらえ!です。・・・図面はそこまで要求しないのでCADで十分なんでしょうが。一芸に秀でた人は多芸に秀でるでしたっけ?正にそれで、手塚治虫さんの昆虫のデッサンと同じですねー。好きだとここまでいけるのねーって感じでした。
そして、こんな素敵な言葉を発見しました。
大好きなものに没頭してると、老いることさえ気にならず、いくつになっても望みをもって生きていけるのですねー。こんな一生素敵ですね。ここまでお好きな事をお仕事に出来た牧野さん、これを言葉にしたって事は大変な事も実は沢山乗り越えてきたのでしょうね。あ~私も沢山乗り越えて、いい一生だったなと振り返る時が来れるように頑張っていかないと。
今日も、つまらない文ですみませ~ん!