妻の親友の旦那さんが亡くなったと聞いたが少し
気おくれがあった。旦那とは結婚後お付き合を。
体も頑丈そのもの。気性は歯切れがよかった。
私の入院にもお見舞い頂いた。
入院中に私は肺がんで手術を勧められていた。
外科手術は嫌なので陽子線の治療を選んだ。
その後だいぶ後に彼が肺がんになったと聞いた。
体力も快活な彼が先に逝くとは思いもしなかった。
お供えとアゲずしをつくり伺った。
お参りしこの夫婦のお孫さんは八人としった。
お子さんは娘さんでお嫁に行き今は一人暮らし。
そのうち同居するだろうが私たちは息子を成人
させられなかった。それが情けないうらやましい。
まだ陽が射していたので布団を干した。
姪が戻る前の晩御飯の支度。カレー。吸い物。
もやしだけのサラダ。朝よけたアゲずしも。
カレーに使うバターが切れたので少しゴテついた。
買い物に出たら買い足そう。また出し忘れた花会の
欠席通知を出す。今日は心ここにあらずの一日。