外来で精神科の医師に姪の症状の進展具合を尋ねた。私の子供の頃は
精神病の方は長生きしなかった。家では事故死、病院でも若死した。
年と共に気のふれかたがひどくなると思っていた。だから精神病院の
暮らしを段取りした。医師は今はそんなことはない。症状は薬が効き
今のまま。GHがあればそこを利用した方がよいと。
直近の予想通り。精神病院による用事が多々あったが高齢の方も結構
見かけた。看護師さんに聞くと私より若い頃からとの話。
別れの時はすぐに来る。送り出す時期。腹は決まったがエゴが出た。
なまじ体調が良くなったので暫し同居に未練が残る。
役割を果たした満足感虚脱感で食事も何もせずただTVの前で座るだけ。
ひがなボーとしていた。居候郎が来て食事作り暮らしの世話をした。
戸惑うばかりだが自分の生きる励みになった。まともな会話はない。
知能は3歳児程度。生活の大部分はヘルパーとデーが頼り。
ここにきてエゴが出る。魂の抜けた生活に戻るのはさみしい。
結論は決まっているので実行するのみ。タチキレナイエゴ。