Sujak do 〜SujaのDNA〜

興味深く感じたことや読んだ書籍について書いたりしていきます。天然石については、一休み。

乳がん検診は大事。でも、もっと大事なのは…

2020-10-08 10:13:13 | 乳がんについて
こんにちは
sujaです

乳がんと診断されてから1年になります
早いものですね

1年と言われた点滴治療も来月には終わろうかと思います

10月は『ピンクリボン月間』ということで



今回は
7年前に行った乳がん検診を発端に
起こった体験談です

2013年の2月
乳がん検診で
以前からある右胸のシコリを
詳しく調べた方がいいと言われ
紹介されたクリニックへ行ったのです

このシコリは
2004年に検査して問題なかったので
さほど気にせず
念のため程度に診てもらったのです

しかし検査の結果、意外な言葉が返ってきました

「癌です」

あれよあれよと
手術する病院と手術の日程が決まり
手術後の抗がん治療の話まで聞かされました

どこか他人事のような気分と
ショックで思考出来ず
誰かに伝えずにいられなかった私は
10年来の知人にメールしました

知人は、すぐに電話をくれて
アドバイスと情報を提供してくれました

先ず、セカンドオピニオンを受けること
その病院は、ここがいいと教えてくれ
それまでにもう一度
違う病院で診てもらうのがいいと
その病院もネットで調べて教えてくれました

クリニックには
セカンドオピニオンを受けたいから紹介状をくださいとお願いしました

すると翌朝
クリニックの先生から電話があり
「もう一度検査結果を見直したら、癌では無く、癌の疑いとありました」
と言うのです

私はどう言う意味なのか直ぐには理解出来ませんでしたが
100%癌では無いということは、ようやく分かりました

兎に角、紹介状をもらいにクリニックへ行ったところ
「遅かれ早かれ、そのシコリは取った方が良いですよ」と先生

これって誤診になるのかなぁ〜?
と思ったのですが
当時、知識不足の私は何も言えず
紹介状と胸のレントゲンをもらい
クリニックを後にしました

セカンドオピニオンの前に予約した病院は
知人が調べてくれたところ
乳がんに特化した病院で
温存療法のパイオニアの先生が居るらしく
私は運良く、その先生に診てもらうことが出来たのです
(この先生が、今の主治医です)

結果、癌では無いということです

間一髪、手術を免れたという感じです

しかし、いずれは乳がんになり
手術をする事になるんだろうと直観しました
「今から準備しておきなさい」
という神様からの忠告に思えたのです

当時の危機的状況の中
何も分からず、自分を見失い
状況に流されそうになる私を
救ってくれたのは
10年来の知人の言葉です

「私だったら、納得するまで何件も病院を探して診てもらうわ。そんな簡単に、身体にメスを入れさせない」

この言葉を聞いて、我に返った気がしました

自分の身体を、人ごとのように
しっかり理解もせずに、手術を受けようとは…

必ず、後悔するに決まっています

知人には
本当に、感謝しかありません

乳がん検診は行った方が良いと思いますが

信頼できて
しっかりコミニュケーションが取れる主治医を見つけることが
何よりも大事だという事が
当時の体験から学んだことです

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