Sujak do 〜SujaのDNA〜

興味深く感じたことや読んだ書籍について書いたりしていきます。天然石については、一休み。

乳がんの術後も欠かさず行なっている事

2021-05-29 13:51:00 | 乳がんについて
こんにちは
sujaです

2019年11月
私は乳がんの手術をしたのですが
(詳細は過去のブログに記しています)
手術した翌日から腕を挙げるリハビリが行われました

リンパを少し採ったので
リンパの流れを良くするのと
手術をした側の腕が
突っ張って挙がり難くならないためのものでした

実際
手術してから3か月ほど経った時
手術した右側の腕を挙げると
突っ張る感じがあり
腕を挙げたまま鏡で確認してみると
右の乳房から脇腹に1本の筋が突っ張っていました

主治医はこれを『バンド』と呼んでいました
そのまま放置しておくと
痛くて腕を挙げられなくなるというので
毎日ストレッチをし、キャッチボールも加えたのです


しばらくすると『バンド』は消え
突っ張る感じも和らいできました

今もストレッチとキャッチボールは欠かさず行ってはいますが

先日
右の脇に『バンド』が発生し
自己マッサージを加えて
しばらくすると消えていました

癌とはいえ
躰の組織を取り除いたのですから
無くなった組織を補うために
体中の組織がうごめいているようです

うごめく組織に協力するべく
私は日々
躰を整えることを怠らないようにしなくてはなりません

ひょんな事から、花壇作りに挑戦することになりました

2021-05-22 14:01:00 | Sujaが思う事、考える事。
こんにちは
sujaです

「たくさん買ったから、あげる」
ご近所のナベヤさん家の前を通りかかった時
そう言って、鉢植え用のお花を
3つくださいました



お花が大好きなナベヤさんの玄関先は
常に綺麗なお花が咲いていて
通るたび、目の保養をさせて頂いてたんです

せっかく頂いたので
これを機に、花壇を作ることにしました

これまで庭で育てているものと言えば
シソと三つ葉と茗荷…そしてペパーミント

食べられるものしか興味ないわけでは無いのですが
食べられる事にこしたことはないという事でしょうか

とにかく
雑草や満開のドクダミたちを一部むしりながら
花壇らしいものが出来上がりました


ナベヤさん家のような綺麗な花壇とまではいかないですが
徐々にお花を増やしていきたいですね

「(コロナで)つまんない世の中になったから、家で好きなことするしかない」
と呟いたナベヤさんから更に
手作りのイチゴジャムを頂きました
誠に有り難いことです

オウム関連で気になる人物の本を読む〜アーチャリーと呼ばれた三女〜『止まった時間』

2021-05-15 13:40:00 | 本を読む
こんにちは
sujaです

オウム真理教に関する本を読む機会が多々あり

所謂、【オウム事件】
について関心を寄せているのですが

サリン事件で麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚が逮捕された後

マスコミの標的となったのが
松本智津夫の三女
ホーリーネーム【アーチャリー】こと
松本麗華でした

当時まだ11歳だった彼女が
麻原の後継者になるのではないかと言われて話題になっていましたね

そんな彼女が20年後の2015年3月に
自身や家族、教団について書いた本を
発行しています
彼女は31歳になっていました


松本麗華(まつもとりか)著書
『止まった時計』
【麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記】
というサブタイトルからして

地下鉄サリン事件や
坂本弁護士一家殺害事件など
オウム真理教が犯した数々の事件に関して
どんなことが述べられているのか

非常に興味深く
図書館で借りた書籍をひらいて読み始めました

ところが、読み進めるうちに
私が思っていたものとは全く違いました

これは単なる自分史にすぎず

オウム真理教が起こした事件に触れる一節を読むたび
不快な想いがこみ上げてくるのです

著者の父である麻原彰晃こと松本智津夫が逮捕されて以降
11歳だった彼女が
世間からの冷たい視線に傷つき、怯え
それでも普通の人のような人生を求めて
生きてきた20年間・・・
おおかたそんな内容でした

この本を書いた当時はまだ
松本智津夫元死刑囚は死刑執行されておらず
著者は、父・松本智津夫の無実を信じているようでした

父である松本智津夫の無実を信じるのは自由ですが

坂本弁護士一家の事件
松本サリン事件
そして
地下鉄サリン事件など様々な事件に
オウム真理教が関与していたことを認識しながらも
どれも人ごとのように述べられ、不快に思いました

『1995年3月20日、東京都の営団地下鉄(現在の東京メトロ)で地下鉄サリン事件が起きました。死者13人、負傷者6000人以上という大惨事でした。』

こんな一節で完結するような事ではありません

当時の著者は幼く
何事か分からないと言うのは理解できます

しかし
これを書いているのは31歳の成人です
大人になった彼女が
オウム真理教が関わった事件についてどう感じているのか述べることは
避けては通れないのではないでしょうか?

そして、不思議なのは
著者は16歳からは教団との関わりは無く
アレフにも入信していない
と書いているにもかかわらず
彼女の母や
当時アレフに身を置いていた上祐氏が
アーチャリーの名前を利用して
アレフの信者を動かしていると書いているのに疑問を持ちました

アレフはオウム真理教を改称した教団名であるので
アレフに入信していないのならば
彼女はもはやアーチャリーではないのではないか?
なぜ、その後もアーチャリーというホーリーネームを捨てずにいるのか?
これではアーチャリーこと松本麗華氏が
裏でアレフを操っていると言われても仕方ないことではないのか?

そして精神が不安定になるたび
『死にたい』と思い

時には
大量の風邪薬を服用したり

リストカットしたりと

自殺未遂を繰り返し

『死にたい』けど『生きたい』
そんな心の弱さをみせますが

オウム真理教という宗教に属し
11歳という幼さで
教団では上位の正大師という地位に立ち
後継者とまで言われていた人物の
修行とはどんなものだったのかと
首を捻るばかりです

教義とはどんなもので
何を悟り得ていたのか・・・

麻原彰晃こと松本智津夫の子であるが故の因果応報
輪廻転生を信じるオウム真理教なら
今生の苦労は前世からきているとは考えないのか・・・

父の逮捕後
まだオウム真理教として活動していた時
アーチャリーこと松本麗華氏中心に行われたセミナーでは
非常に厳しい修行を信者たちに強いたようですが

その結果
けが人や意識不明、精神的ショックのため心的障害になったりして
酷い状況になったようです

これに対しても彼女は
『罪悪感』という表現にとどまっています

なぜ
謝罪する気持ちが生まれないのか
不思議でなりません

この本を読む限り
松本麗華(アーチャリー)の宗教観も哲学もなく
ただのひとりの人間である
松本麗華氏の歴史を書いた本にすぎません

一社会人として
心理カウンセラーというラベルを自身に貼り付けるのなら
かつてオウム真理教に属していた者としての気持ちを
述べなければ話になりません

大阪の叔父さんとの会話で知る、コロナ禍の呑気な人々

2021-05-08 14:51:00 | Sujaが思う事、考える事。
こんにちは
sujaです


GWの最中
大阪の叔父さんと電話で話したのですが
開口一番

「顔見せにけーへんなぁ」

と言われ、ちょっとビックリしました

「こんな状況やのに、行くにも行かれへんやん」と言うと

「あ~、コロナでか?」という返しに

(なんで人ごとみたいな口調やねん)
と心の中で呟き

「大阪感染増えてるけど、大丈夫なん?」
と聞くと

「大丈夫や。検査の数が増えたから、人数増えとるねん。そっちは検査少ないんやろ?」と言われました

(それって、二昔前に小池都知事が言うてた情報ちゃうん?)と思いながらも

「それは違うよ。今は変異ウイルスが増えてきて、感染する確率が高いから増えてきてるんやで」と教えてあげました

「あ~、変異したやつな…」
と、急にトーンダウン

「気ぃつけんと、あかんで」

念を押したところ、少し開き直り口調で

「まぁ、気ぃつけても、こればっかりはなぁ。見えるもんちゃうしなぁ」

(なに呑気なこと言うてんねん!)

「見えるもんちゃうから、気をつけなあかんねんで!」再度、念押し!

「大丈夫。大丈夫」

(・・・)

一事が万事こんな調子で
危機感ゼロの感じを受けました

もしかしたら
こんな呑気な考えをしているのは
私の叔父さんだけではないのかもしれませんね

大阪の重症病床使用率が100%超えてしまって
中等軽症病床に重症者が使用しているという事実

そして

入院待ちの間に急変して亡くなってしまったという状況は
確実に増えているのに
それに関して人々はどんな考えを持っているのでしょう?

「自分が死んだ訳やないからかまへん」

そんなセリフが聞こえてきそうなくらい

この連休の人出の多さに愚かさを感じました





時間がある時に読みたい!あの事件の真相〜オウム事件〜

2021-05-01 14:12:00 | 本を読む
こんにちは
sujaです

大型連休が始まりましたね
緊急事態宣言および蔓延防止措置が発令されている都府県は
出歩くことも気遣うことと思います

しかし

モノは考え様と言います

このタイミングで本を読むのもいいですね

しかも

小説なんて妄想物語ではなく

真相を語っている書物を読んでみるのは
有意義だと思うのです

そんなわけで

私は以前から知りたかった【オウム事件】について
上祐史浩氏の著書から知ろうと思いました

どこまで真実を語っているかは謎ですが



2012年12月17日に発行された
『オウム事件 17年目の告白』
著者は、上祐史浩氏です
1995年3月20日に起きた【地下鉄サリン事件】以降
様々なマスメディアに登場し
「ああ言えば上祐」と揶揄されながら
オウム真理教はサリン事件に関わってないと
饒舌に話していた上祐史浩氏

彼自身
サリン事件とは別件の容疑で逮捕され
受刑するのですが
刑期を終えた1999年には
オウム真理教から改称した
『アレフ』に身を置きます

しかし、そのアレフから2007年に脱会し
『ひかりの輪』を設立して今日に至るのです

この『オウム事件 17年目の告白』を読む前に
どこまで真実を告白しているのだろうと興味津々でした

と言うのは

当時、毎日のようにテレビに出ては
オウム真理教は関係ない
逆にオウム真理教が被害者のような
内容を堂々と発言している上祐氏の表情を
テレビ画面を通してよく観察していたものでした

私が感じたその当時の上祐氏の印象は
言っていることが真実かどうかはともかく
『説得力がある人だな』
というものでした

そして

まるで何かが憑依したような虚ろな瞳で
話している表情が印象的でした

今回この著書を読んでみて
当時感じた印象がどうしてだったのか
理解出来た気がします

松本智津夫を教祖・麻原彰晃として妄信
そこからの脱却
オウムが起こした様々な事件
自分がどこまで関与していたかなど
告白しています

サリンを生成していたことを知っていながらに
当時は、堂々と否定していた時の表情は
正にあの憑依した虚ろな瞳でした

しかしながら
この告白を100%信じる事は出来ません

確かに
反省の言葉と悔い改めている様子は
窺えるものの
まだまだ当時の残像が文章から垣間見えるからです

当時
頻繁に討論を交わしていた有田芳生氏との対談が
末尾に掲載されています
有田氏もやはり100%信じていない立場の一人のようです