バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

実際の読影eラーニングの流れ

2021年04月13日 | 胃X線読影
こんばんは、すきくぴです。

今日は、読影補助認定の資格申請要件の一つである
実際の読影eラーニングの流れについてです。

読影eラーニングの症例数は全50例です。

1例ずつ読影を行います。

その症例のルーチン画像8枚をみます。

何度も見返せます。

もう画像を見る必要がなければ、設問に入ります。

背景粘膜診断をします。

H. pylori未感染 
H. pylori現感染 
H. pylori既感染 

いずれか選びます。
わからなければ、前に戻るでルーチン画像をみます。
あるいは講義動画を見て復習します。

次に回答します。

局在所見の有無を選びます。
無しならば、カテゴリー診断を行います。
有りならば、

局所所見の部位にチェックします。

チェック部位は以下のとおりです。

食道

胃噴門部 胃穹窿部 胃体部 胃体上部 胃体中部 胃体下部
胃角部  
胃前庭部 
胃幽門部 

十二指腸球部 
十二指腸下行部 
消化管外 
術後胃


次に局所所見の壁在をチェックします。
前壁 後壁 大彎 小彎 全周 

そして局所所見の性状をチェックします。
辺縁不整 陰影欠損 ニッシェ 伸展不良 変形 
小区異常 陰影斑 透亮 腫瘤 

ひだ異常 ひだ集中 

カテゴリー診断に入ります。

カテゴリー1
カテゴリー2
カテゴリー3a
カテゴリー3b
カテゴリー4
カテゴリー5
のいずれかをチェックします。

正解か不正解が表示されます。

解説を見る、回答を見る、正解を見る の表示ボタンがあります。

「解説を見る」を選べば、胃X線画像の指摘すべき点や内視鏡検査画像、最終結果までのスライドを閲覧できます。
不正解だった場合、この「解説を見る」で学習しましょう。

「回答を見る」は、自分が選んだチェック項目をみることができます。

「正解を見る」は、選ぶべきチェック項目です。

このようにして、1例ずつ繰り返していきます。

今日は学習の概要でした。

感想は次回にします。

すきくぴでした。




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