バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

胃がん検診 交互にバリウムと内視鏡

2016年01月31日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。
胃がん検診には主にバリウムを用いたX線検査と内視鏡検査があります。
胃X線検査は胃全体を見ることができるのが長所です。また内視鏡検査は胃粘膜面を詳細に見ることを得意とします。これらの検査を一年ごとに交互に受けることが
良いという意見があります。
今日も胃X線検査に従事しました。早期発見をめざして、すきくぴでした。

早期胃がんの発見

2016年01月26日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。
今日は胃透視をしましてお一人、早期胃がんを発見しました。体部の大わんにありました。
昨年も検診を受けられており、昨年では拾い上げられてはいませんでしたが、今回の検診で早期で発見することができました。
毎年の検診受診することで早期で発見されやすくなります。毎年の検診が重要です。

前庭部大彎のがん

2016年01月19日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。
先日、胃がん検診の撮影中に前庭部大彎にあるがんと思われる病変を発見しました。
胃がねじれており病変の正面視が難しかったです。
4、5年ぶりに胃検診を受けられた方でした。毎年受けていれば、大きくなる前に発見できていたと思います。
毎年受診の必要性をあらためて感じました。

胃X線検査の見学

2016年01月17日 | 胃X線撮影
こんにちは、すきくぴです。
今日はとある施設の方々が胃X線検査の見学に来られました。
数ヶ月程度、胃X線検査に従事しているようで、悩みは前壁撮影のようです。
前壁撮影には私も悩んでいますが、前壁撮影のコツを考えてみたいと思います。
前壁撮影では
1.胃内の空気量
2.圧迫枕の位置
3.圧迫枕の厚み
が重要となってきます。
1の胃内の空気量は序盤の後壁で体部大わんがしぼんでくるようなら、発泡剤を追加し空気量は多めにする必要があります。
2の圧迫枕の位置はみぞおちあたりです。牛角胃には体部小わんを目安にし、曝状胃にはやや上め、こう状胃にはやや下めです。あくまで目安なので実際には透視で確認しながら、胃が矯正される位置を確認します。
最後の3の圧迫枕の厚みですが、こう状胃には1~2cm程度、牛角胃や曝状胃には5~10cm程度の厚みです。
体部小わんから胃角部小わんあたりが枕によってつぶされ、胃の前後壁がくっついてしまいそうなくらいが良い厚みと考えます。
圧迫枕の素材はタオルです。タオルを丸めて使用しています。
圧迫枕を敷く際には受診者が痛くないかどうかを確認しながら検査を進めていきましょう。
早期発見めざして。すきくぴでした。

胃X線検査 撮影台逆傾斜の検討

2016年01月14日 | 胃(全般)
こんにちは、すきくぴです。
ただいま胃X線検査の撮影台逆傾斜の検討を行っています。
撮影台の逆傾斜は胃がんの早期発見には必要な動作です。
しかし逆傾斜は少なからず危険を伴います。
そのため撮影台の逆傾斜を減らしても、胃がんの早期発見が可能かどうかを試みています。
少しでも安全な検査をめざして。すきくぴでした。

第一回中四国スクリーニングCTC研究会に参加して

2016年01月10日 | 大腸
こんにちは、すきくぴです。
先日、第一回中四国スクリーニングCTC研究会へ参加してきました。CTCにはお腹を下にした撮影があります。
このとき胸や下腹部ひにバスタオルを敷くことで、大腸が膨らみやすいとのことでした。
当センターでは、バスタオルを使用した撮影をしていないので、行っていきたいと思います。

胃X線検査 撮影台逆傾斜

2016年01月06日 | 胃X線を受診される方へ
こんにちは、すきくぴです。
今年もどうぞよろしくお願いします。
昨日が仕事はじめです。
今日は胃X線検査に従事しました。
さて胃X線検査では、撮影台を逆傾斜にする場面があります。
この逆傾斜は検査を受けられる方にとって、つらいものがあります。肩当てはありますがこわい思いをします。しかし胃がんの早期発見には必要な動作です。
そこで現在、撮影台の逆傾斜を弱めた画像も撮影し、ルーチンの画像とを比較することにしました。弱めで撮影しても早期発見を可能にするのならば、弱めのほうがより苦痛が少ないと考えます。ルーチン逆傾斜角度は45度とし、弱めの角度は15~40度とし検討を開始しました。
今年もこつこつ頑張ります。