こんばんは。みなさんの現場では、早期診断をしっかりなされていますか??
これを言うと、一般の方からつっこみが入りそうですが・・・。
胃がんを早期診断するのは当然、誰もが重要と考えていると思います。
それは早期の診断が、より命の保証がなされるのが明らかだからでしょう。
ここからは従事者側からの見解について話しますが、撮影者の技量に差が見られるのは、みなさん、賛成!!・・で、よろしいでしょうか??
5mm以下の胃がんを微小胃がんと言ったりしますが、私はすでに数例、微小胃がんを捕えております。胃がんの種類(組織系)にもよりますが、小さな胃がん(2cm以下)は潰瘍瘢痕を伴っていなければ、内視鏡的治療の対象になってきます。
そしてここからが本題です。今日昨日と、早期の胃がんらしきものを捕らえました。
いずれも前年や一昨年にも撮影されていました。
過去の写真を見ると、撮影中には指摘できそうな所見でした。これは私が異常所見に対するチェック能力が高いだけなのでしょうか??当の撮影者本人は、異常とは認識できなかったのでしょう。もちろん読影者である医師は異常なしとしています・・・。
早期の胃がんを臨床診断上で、内視鏡や胃透視で指摘できる期間はおよそ1~2年。または2~3年と言われたりするようです。それを過ぎると一期に、進行がんへと発達すると言われたりします。
前年で発見しても、本年度で発見してもさほど進行度は変わらないかも?しれません。しかし私はやはり、少しでも早期で発見されることが大切だと感じます。
前年での発見とその年の発見との比較で一番やっかいのが、リンパ節転移の有無
だと考えております。確かにがんの浸潤は、発見時のほうが少し進んでいるかもしれません。
しかしながら、胃がんは原発(胃に限局した場合)に留まるのなら、予後は良好のようです。リンパ節への転移や、他の臓器などに浸潤したら厄介です。胃がんを放っておく期間が長いとそれだけ、リンパ節などへの転移リスクが高まります。
今回の結論なのですが・・・。
前年の写真でも、異常所見のチェックは可能なのでは??と感じる症例をここ二日間で2例、出会いました。
チェックは可能ですが、明らかに早期胃がんを写し出しているわけではない症例でした。
しかし、撮影中の透視観察では、わずかなバリウムの弾きや溜まりは、認められていたと感じます。
やはり透視観察がものを言うのではないでしょうか??
勉強会を行って、撮影者の技術統一をめざしてはいますが、中々難しいのが現状です。
そう思いながら、今日も施設全体の写真チェックを行った自分です。
これを言うと、一般の方からつっこみが入りそうですが・・・。
胃がんを早期診断するのは当然、誰もが重要と考えていると思います。
それは早期の診断が、より命の保証がなされるのが明らかだからでしょう。
ここからは従事者側からの見解について話しますが、撮影者の技量に差が見られるのは、みなさん、賛成!!・・で、よろしいでしょうか??
5mm以下の胃がんを微小胃がんと言ったりしますが、私はすでに数例、微小胃がんを捕えております。胃がんの種類(組織系)にもよりますが、小さな胃がん(2cm以下)は潰瘍瘢痕を伴っていなければ、内視鏡的治療の対象になってきます。
そしてここからが本題です。今日昨日と、早期の胃がんらしきものを捕らえました。
いずれも前年や一昨年にも撮影されていました。
過去の写真を見ると、撮影中には指摘できそうな所見でした。これは私が異常所見に対するチェック能力が高いだけなのでしょうか??当の撮影者本人は、異常とは認識できなかったのでしょう。もちろん読影者である医師は異常なしとしています・・・。
早期の胃がんを臨床診断上で、内視鏡や胃透視で指摘できる期間はおよそ1~2年。または2~3年と言われたりするようです。それを過ぎると一期に、進行がんへと発達すると言われたりします。
前年で発見しても、本年度で発見してもさほど進行度は変わらないかも?しれません。しかし私はやはり、少しでも早期で発見されることが大切だと感じます。
前年での発見とその年の発見との比較で一番やっかいのが、リンパ節転移の有無
だと考えております。確かにがんの浸潤は、発見時のほうが少し進んでいるかもしれません。
しかしながら、胃がんは原発(胃に限局した場合)に留まるのなら、予後は良好のようです。リンパ節への転移や、他の臓器などに浸潤したら厄介です。胃がんを放っておく期間が長いとそれだけ、リンパ節などへの転移リスクが高まります。
今回の結論なのですが・・・。
前年の写真でも、異常所見のチェックは可能なのでは??と感じる症例をここ二日間で2例、出会いました。
チェックは可能ですが、明らかに早期胃がんを写し出しているわけではない症例でした。
しかし、撮影中の透視観察では、わずかなバリウムの弾きや溜まりは、認められていたと感じます。
やはり透視観察がものを言うのではないでしょうか??
勉強会を行って、撮影者の技術統一をめざしてはいますが、中々難しいのが現状です。
そう思いながら、今日も施設全体の写真チェックを行った自分です。