胃がん取扱い規約に掲載されている胃がんの肉眼形態を知った上で、撮影にあたることが重要です。
今日は、0‐Ⅰ型について簡単に触れます。
組織学的に見て、隆起の高さが正常粘膜の2倍を超えるものを0‐Ⅰ型とされています。
0‐Ⅰ型の組織系はおもに、papとtub1が占めるようです。
参考)乳頭腺癌 papillary adenocarcinoma(pap)
管状腺癌 tubular adenocarcinoma(tub)
高分化型 well differentiated type(tub 1)
実際の撮影現場では、胃がん取扱い規約に記されている肉眼形態をきちんと認識して検査を行う必要があります。
次回以降は、残りの肉眼系に触れていこうと思います。