突然ですが最近思うことがあります。それは……。
本日受けた人の中には、本当にがんがなかったのか!!ということです。
付着良好な二重造影法を駆使し、透視観察を併用し、いかなるがんをも発見する!!
これが自分のめざす道ではありますが、
なかなかがんを指摘できません。発見率にして0.30~0.40%に留まってしまっております。
とある格言に、
バリウムにがんが写ってはいない。しかし、そこにはがんがあった!!
というものがあります。
バリウム付着は生命線です。
本当にがんは存在しなかったのか。
各部位ごとの最適撮影体位をイメージしつつ、検査を行っておりますが、最近なかなか発見能力が上がりません。
もしかしたらルーチン検査の限界に近づいてきているのでしょうか。胃粘液の存在したままの、そして発泡剤投与でのルーチンでは、指摘困難なのか。