墨ブロ  sumi-blog

美峰  ~ココロ模様・墨模様~

書道を通して 日々の想いを記してマイリマス

 

☆墨ブロへようこそ☆

美峰(ビホウ)と申します。 訪れてくださり、アリガトウゴザイマス。 まだまだ勉強中です。 拙い作品ですが 覗いて行ってください^^ コメントを残してくださると 嬉しいです♪

展覧会の準備

2012年04月12日 | 書道

5月5日(土曜日) 6日(日曜日)に行われる、

書道教室の展覧会に向けて

準備が進められています。

額装にする作品、軸装にする作品、

それぞれ依頼したものが

順々に 手元にもどって来ています。

仕立て方によって、作品の表情ががらっと変わります。

額の色や厚さ、作品を囲むマットの色、掛け軸の生地の様子、、、

なるべくその作品の持ち味を生かせるようなものを選びたいですが、

できるだけ既成概念を捨てて 自分のインスピレーションを一番にして

シンプルに”何を感じ取れる”かを大事にしたいと思っています。

 

今回 懐紙サイズに万葉集の歌を書きました。 初めての挑戦です。

「春はもえ 夏はみどりに・・・」という出だしです。

シルバーのフレームに桜色のマット、優しく 今の季節にピッタリだと。

 美峰

 


芳草惹春還

2012年01月23日 | 書道

 「 芳草惹春還 」

 ほうそう はるをひいて かえる

芳しき草は 去年の様に 春を引いて帰り来た

 

 今日あたり関東でも雪が。

まだ春には遠い気候ですが、

気持ちは 春を待ちこがれています

 美峰

 

 


百人一首93番 世の中は

2012年01月20日 | 書道

 世の中は 常にもがもな

 渚漕ぐ 海人(あま)の小舟の

 綱手かなしも

 鎌倉右大臣(かまくらのうだいじん)

和訳:世の中は永久不変であってほしいものだ

 この渚を漕ぐ漁師の小舟の綱を引く有り様に 

 しみじみと心が動かされることよ

 

鎌倉右大臣というのは 源実朝 のことです

鎌倉幕府をひらいた源頼朝の次男。

兄が追放された後 3代征夷大将軍に就いています。

「金槐和歌集」は実朝の作品集。

また太宰治の小説にも『右大臣実朝』があり

天才歌人として 現代にも広く知られています。

しかも 若くして暗殺(兄の子により)されたことから カリスマチックな部分もあるのでは・・・

 美峰

 

 

 


火盆生暖熱

2011年12月30日 | 書道

【火盆生暖熱】 

火盆(かぼん)暖熱(だんねつ)を生ず

意味:火鉢に火を入れて次第に暖気が生じてきた

寒い家に帰って、暖房のスイッチを入れ、、、だんだんと暖かくなってきた~

みたいな意味でしょうか。

 とはいっても、我が家の暖房器具といったら

パネルヒーターのみ。

エアコンの暖房も使いますが、暖かくなったらOFFにします。

そんなに必要が無いんです・・・

自前の皮下脂肪で寒さはシャットアウト、しています^^;

 

いや、まじで 暖かいんですよ、信じられないという方、一度 おいでください笑

 美峰


条幅 昇段試験

2011年11月21日 | 書道

雲布長天龍勢逸風高秋月雁行斎

楷書と行書で作品を提出しました。

 

これで7種類の作品を提出することができました。

あ~終わったあ~

書く私たちも大変だけど

見てくださる先生は もっと大変だと思います。

なんせ 全員分の一番出来の良いものを提出しようと

一枚ずつ丁寧に吟味してくださるのですから・・・

ありがとうございます

相当な量をかなり集中して書くので

頭と体を休める時間を。

川沿いの静かな喫茶店で 珈琲を一杯。

春は川の両岸に桜が華やかに咲く場所ですが

秋は 静かにカモが泳いで 時々ボラが跳ねる、、、

それぐらいの落ち着いた風景も好きです

 美峰