詩

松崎町　ギャラリー喫茶　侘助です。
那賀川沿いにある　緑に囲まれた喫茶店です。

穏やかな川を眺めながら、
地元作家の器や布作品、絵に囲まれて・・・

その落ち着いた雰囲気もさることながら、
コーヒーや　手作りの食べ物が　ホントに美味しいんです
今の季節、栗のアイスが　超おススメです！

その雰囲気も美味しいコーヒーも
オーナーご夫婦のお人柄がにじみ出ている様です。
そこに魅力を感じて　訪れているお客さんも多いです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
今回の　個展で、墨象とカナ文字の他に
私の好きな詩を　漢字かな交じり書　として
書いたものを　置いてあります。

これは　金子みすずの　”みんなちがってみんないい”が有名な、
「私と小鳥と鈴と」です。
半紙に納めるのが難しい長さでしたが、なんとか書いてみました。

この詩は　お好きな方が多いでしょう。



これも　金子みすず　の、「月と雲」の一部分です。
こういう短いものは、
どんな筆で　どんなサイズの紙に書くか迷うところですが、
普通の書道の筆ではなく、デザインぽさを出すために、
丸ゴシック筆で書いてみました。


いくつか詩や言葉を書いて置いてありますので、
お手に取って見てください。

最近のブログの更新率が　やたら良いのは
見て下さっている方の数が増えているためです笑
ありがとうございます！

　美峰

手で描く？

　【恋の華】　とつけました。

これは一体どうやって描いたのですか？
とよく聞かれます。


まずは薄墨で下書きをし、

乾かした後、

次に濃い墨を　手ですくって　パッと放つ。

手のひら　手の甲で　紙の上で墨が溜まった部分を広げ、

五本の指で線を描き、爪で細い線を引く。


筆を握ると、　どうしても、
　　持ち方はこうだ　とか、　左から右に書くんだ　とか
　　紙の上はこっちで下はこっちだ　とか、
　　ここでグッと力を入れて　スッとはらうんだ　とか、
常識が拭えなくて。

思い切って　手の平で墨をすくって　ボタボタと白い紙の上にこぼす
ルールなんか無い、自由な世界。
楽しいです

やってみてください笑


この作品は　今回ご来場下さった方々も
　　
”おもしろい”　”好きだ”　などと言って下さる方が多く、
　　　　
　嬉しいご意見がいただけています。



お花は　南伊豆のWさんから　頂戴しました。
書道仲間であり、私にとってお手本のような女性です
ありがとうございました。

　美峰